【やりたいことの見つけ方】自己分析から自己表現の方法と職業化と生活スタイル確立までの全プロセスを解説!

やりたいこととは何でしょう。

それは、「自己表現を通じて、社会に働きかけること」です。
多くの人が、この「やりたいこと」を見つけ、自分らしい形で社会に貢献したいと考えています。
しかし、自分で「これだ!」と思えるやりたいことを見つけるのは容易ではありません。
「やりたいこと」という概念が漠然としているからです。

そんな難しい課題も、自分に合った自己表現の方法を見つけることで、自然にやりたいことが見えてきます。
「自己表現の方法で具体的な形にできる」と理解し実感すると、現実に繋げやすいからです。
その結果、これからどうしていけばよいか、どう進めていくべきかが明確になります。
この時に「テーマが見えた」という形で現れるかもしれません。
したがって、「表現の方法を見つける=やりたいこと」と言えるのです。

では、自己表現の方法をどうやって探せば良いのでしょうか。
既に職種や趣味など具体的な表現方法を持っている人は、それを活かして自然に自己表現ができます。
しかし、自分に合った職種や趣味が見つからない場合は、どこから始めればよいでしょうか。
そんな場合には、まず自分に合った職種や趣味を探し、それでも見つからない場合は、人間の表現方法から探ります。

人は、「身体」「行動」「対話・指導・奉仕・世話」「飲食物」「音」「映像」「物づくり」「静止画」「記述言語」の9つの表現方法を通じて自己表現を行います。
これらの方法から自分に合ったものを選び、それを通じて物を作ったり、ことを成すことで社会に働きかけるのです。こうした過程を通じて、自分に合ったやりたいことを見つけることができます。

以上のようにして、やりたいことを見つけることができます。
しかし、やりたいことを見つけるだけでなく、それを自己表現として社会に働きかけるためには、安定した生活基盤も必要です。そのためには、仕事として継続して、ライフスタイルを確立していくことが求められます。
(当記事では、ライフスタイルのミニマル化を推奨しています。ミニマル化とは、やりたいこと以外のことや、自分に関係のないものを最小限に抑えることです)

また、ライフスタイルを維持するためには、心のケアも欠かせません。
やりたいことを進める中で、心がブレがないように、余計なことに気を取られないためにも、定期的にリラックスやストレス解消の時間を設けることが大切です。

当記事では、やりたいことを見つけ、やりたいこと中心のライフスタイルを確立するための王道ともいえる方法を解説します。
また、自己表現の方法が見つからない場合にも、別のアプローチでやりたいことを探す方法も提案します。
以上を下記の計7つで構成しています。

3つ目までで、やりたいことが具体的な形になることが明確になります。
4つ目以降は、やりたいこと中心のライフスタイルの確立のための内容になります。

自分に最もフィットする表現方法を探してみましょう。
自分らしい表現方法を見つけることで、やりたいことが明確になり、実現への第一歩を踏み出せます。
当記事をガイドに、やりたいことを中心としたライフスタイルを築いていきましょう。

この記事で分かること
  • やりたいこととは何か?
  • やりたいことに必要な自己表現(表現方法)の探し方と学び方。
  • 表現したものを仕事にしていく方法。
  • やる気や行動力を引き出す方法。
  • やりたいこと中心のライフスタイルの解説。
目次

やりたいことの定義

   

やりたいこととは、自己表現をして社会(世の中)に働きかけることです。

やりたいことを見つけるには、自分がどのように自己表現をしたいか、その方法を探すことが重要です。

自己表現の方法が見つかれば、その表現で「自分の内面が具体的な形となるんだ」ということが分かるので、現実と結び付きやすくなり気持ちが落ち着き安定します。

自然に社会に働きかける方法が見えてきて、自分のやりたいことが明確になります。

そのため、「表現の方法を見つけること=やりたいことを見つけること」とも言えるのです。

1つ目 自己分析

ここで自己表現の「基になるもの」を文章化して、明確にしていきます。

好みのノートを用意しておきましょう。

自己表現

自己表現とは

  • 「感情、価値観、自己イメージと自尊心、動機と目標、思考と判断、経験と体験、内的欲求と衝動」などの内面から、
  • 自分たらしめている基になるものを、自己分析によって明確にして、
  • それを、職種、趣味、「身体、行動、対話・指導・奉仕・世話、飲食物、音(楽器・声=言語)、映像表現、物づくり、静止画、記述言語」などの、さまざまな表現方法(手段)で「形」にすることです。

以上のように自己表現をするには、まず自己の内面に向き合い、自己表現の基となるものを明確にします。
そして、その基に合った表現方法を見つけて実践し、物を作ったり、ことを成します。

内面

自己の内面が、どんなものか見てきましょう。

  • 感情:喜びや悲しみ、怒り、恐怖や不安など、日々感じる気持ち。
  • 価値観:何が大切か、自分の理想や信念、人生の考え方。(例:正義感や社会でどう生きたいか)
  • 自己イメージと自尊心:自分がどのような人間であると感じ、どう自己評価しているかです。
    自己イメージと自尊心は、アイデンティティ(自分自身がどのような存在であるかという感覚や認識)の形成にも繋がります。
  • 動機と目標:好きなこと、どんなことを好み・興味があるか、将来の夢や目標。
  • 思考と判断:直感や論理的な考え方、創造性、物事をどう判断するか。
  • 経験と体験:過去の経験や記憶、そこから学んだこと。
  • 内的欲求と衝動:何かをしたい、手に入れたいという強い気持ち。

このように内面を捉えるためにうカテゴリ化します。

そして、それらを参考に自分自身の内面を、下記のような質問を作って自己分析して明確にしていきます。

自己分析

上記の内面を基にした下記の質問例で自己分析していきます。

自己分析手順

  1. 下記質問の答えを用意したノートに書いていきます。
  2. 書いた内容を自分自身が納得のいく形でまとめていきます。
  3. まとめる要領は、下記の「自己分析で注意すること」になります。
内面質問
感情・どんな活動や趣味を心から楽しんで続けているか?
・どんなことに対して恐怖や不安を感じるだろう?
・何が自分を最も不安にさせ、それをどのように克服できるか?
・喜びや悲しみ、怒り、恐怖や不安など、日々感じる気持ちは何か?
価値観・自分が大切にしている価値観や信念は何だろう?
・何が自分の行動や判断の基準になっているか?
・自分が望む理想の未来像とは何か?(動機と目標も入っています)
・自分にとって理想とする生き方や目指すべきビジョンは何だろう?
・どのような人生を送りたいと願っているか?
自己イメージと自尊心・自分の知識やスキルで、特に自信があることは何だろう?
・自己評価は?
・自己イメージと自尊心は?
・アイデンティティは?
動機と目標・自分が本当に好きなことは何だろう? 
・自分の好みや興味は何だろう?(特に関心を引く分野や、興味を持って学んでいることは?)
・将来の夢や目標は何か?
・未来に対してどのような期待や希望を持っているだろう?
思考と判断・自分が無意識に信じていることや前提は何だろう?
・物事を判断するときに、どのような価値観や信念が自分に影響を与えているか?
・普段の選択や行動に影響を与えている思い込みや前提条件は何か?
・自分が正しいと信じていることについて、それを疑ったことがあるか?その理由は?
・自分が重要だと感じる基準や判断基準は?
経験と体験・他の人に教えたり、説明できるような知識や技術は何か?
・過去の経験や記憶、そこから学んだことは何か?
・どんな行動や選択をすれば、過去の経験や後悔を克服できるだろう?
・過去の出来事や失敗から得た教訓を活かすために、今何をすべきか?
・これまでの経験で、特に満足感や達成感を感じたのはどんな出来事だったか?
内的欲求と衝動・どんなことで満足感を得られるだろう?
・何かをしたか、手に入れたいものは?
・どんな瞬間や経験が自分に充実感や達成感を与えるか?
・何かに取り組んでいるとき、どんな状態になると「これだ」と感じるか?その理由は何か?
・日常生活の中で、自分が満たされていると感じる瞬間はどんなときか?
質問例

上記の質問は、自己分析の雛形として用意したものです。

まだ、質問が足りないと思った場合は、内面カテゴリを参考にしながら、自分自身で質問を作り自己分析を進めていきましょう。
質問を作る際には、「〜は何か」と問いかける形式にすると、答えやすく質問が作成できて効果的です。

  

自己分析で注意すること

  • 内面カテゴリの中で最も具体的に表現しやすいのは「動機と目標」です。
    これらは具体的な行動や計画、職業選択といった「やりたいこと」として直接的に現れます。

    そのため、自己分析を始める際には、まず「好きなこと」や「夢・目標」に焦点を当てるのが効果的です。
    これらの要素は具体的な形にしやすく、現実的なアクションや選択に繋がりやすいからです。
  • 明確にするからには、どれかを中心に分析してまとめた方がよいでしょう。
    「好きなこと中心に」という感じです。

    なぜなら、内面を明確にするために「好きなこと」のみで自己分析しても、「こうありたい、こうでなければ」といった信念理想といった他の内面が関係してきて、この関係してきた内面も含まれないと自分自身が満足しなくなるからです。
  • まとめるのに、まだ情報源が足りないと思った場合は、下記の他の分析法を試みて、自分自身の内面をノートに書いていき言語化してみてください。

  

他の分析法

他の自己分析の方法としては、以下のようなものもあります。

併用することによって自己分析が捗るかもしれません。

  • 自分史を書く(最も簡単な方法は、履歴書を詳細に書き込むことです)
  • 日記を始める
  • マインドマップ
  • ネットにある自己分析ツールや企業の適性検査を試してみる(性格の把握に役立ちます)

ココ以降は、自己表現の基になるものを、好きなこと中心にして説明をしていきます。

自己分析例好きなことは何だろう」

「ここからは「好きなこと中心」で解説していきます。

趣味がある場合

既に楽しんで続けている活動があれば、それは「趣味=好きなこと」です。

自己分析の結果、もしその趣味を単なる趣味として終わらせたくないと感じた場合、その趣味をやりたいことに繋げる方法を考えてみましょう。

趣味が仕事になることもあるので、趣味に関連する職種を探してみます。

何となく好きな場合

「好きなこと」を感じていても、それが他者にどう具体的に表現してよいか分からない曖昧な状態です。
このような場合には、「何となく好きなこと」に関連する思ったことを自由に書き出して、まとめます。

そして、まとめたことと合致する表現方法を探し、「これでよい」と思える表現方法が見つかった時、ようやく好きなことが見つかったことになります。

分からない場合

好きなことが分からなくても、何かの切っ掛けで「こういうことが好きかもしれない」と気付くことがあります。

そのため、内面の他のカテゴリーと関連づけて、新たな「好きなこと」を見つけるアプローチも試してみてください。

たとえば、過去の出来事や感情、経験を掘り下げながら書き出してみましょう。
これにより、自分の好きなことや興味を再発見できるかもしれません。

好きなことの詳細化

「好きなこと」の何が好きなのかを細かく掘り下げてみます。

何となく好きな場合と似ています。

同じ活動でも、人それぞれに異なる感覚があります。
そのため、何が具体的に好きなのかを見極めることで、自分に合った「好きなこと」を見つけやすくなります。

具体例

  • 音楽: 音楽が好きな場合でも、好むジャンルやアーティストは異なるかもしれません。
    自分の細かい好みや興味を理解することで、この分野の何が好きなのかが明確になります。
  • 野球
    • プレイする:野球を実際にプレイすることが好き。
    • 見る: 野球の試合を見ることが好き。
    • 分析する:野球の戦術やプレイを分析することが好き。
    • 文化:球というスポーツ文化全般が好き。

このように、同じ「好きなこと」でも細かく分かれることがあります。
このように具体的に何が好きなのかを見極めることで、最適な表現方法を見つけることができるでしょう。

 

以上により、自己表現に必要な「基になるもの」を自己内面を探ることにより明確にします。

次は「2つ目 表現方法を見つける」で、基になるものを表現する方法を探します。

  

2つ目 表現方法を見つける

手順

  1. 最初に、明確にした自己表現の基になるものを確認します。
  2. そして、自己分析で明確になった基になるものを心に留め、「これ以外は考えられ無い。これだ!」と思える自己を表現する方法を職種から探していきます。
  3. 無かった場合でも、自己分析で明確になった基になるものを心に留め、「これ以外は考えられ無い」「これだ!」と思える自己を表現する方法を趣味から探します。
  4. 趣味でも無かった場合は、上記と同じ要領で「これ以外は考えられ無い」「これだ!」と思える自己を表現する方法を表現方法を9つの表現方法の中の表現手段から探します。
  5. もし、職種、趣味、9つの表現方法のどれかで表現手段が見つかった場合は、各表現方法の次の段階に進むことになります。
    残念ながら見つからなかった場合は、表現方法が見つからなかった場合に進みます。

「これ以外は考えられ無い。これだ!」:よく言われる「点と点が繋がる」という現象です。
また、心理的には「自分が納得し、疑わない、迷いがない」状態です。

見つかった後のこと

表現方法が見つかり、好きなことが形になると分かれば、次に何をすればよいか自然に分かってきます。
そのため、「何もできない」という停滞は無くなり、前進することができます。
どのように世の中に働きかければよいかが見えてきます。

また表現方法が見つかることによって、自然と好きなこととやりたいことに関してのテーマも見えてくるかもしれません。

この見えた時に、これからの計画を立てて実行し、その成果を検証して改善していくPDCAを行っていきます。
表現方法の習熟にもPDCAは有効です)

そして、ライフスタイルもこれらに合わせて、やりたいこと中心のライフスタイルにしてきます。

Choice1:表現方法を職種から探す

自分の好きなことを具体的に表現できる職種を見つけるためには、多くの職種について知ることが重要です。

※「好きなこと=趣味の場合」も、趣味に合った職種を探してみてみましょう。

職業分類から探すことや職場の環境については後回しにし、まずは職種に焦点を当てて調べていきましょう。
(先に職種を決めることで具体的な役割が見えて、より適切な職場環境や職業分類を選ぶ際の基準ができます)

では、人伝、本、ネット検索を活用して、まだ知られていない職種を探してみてください。
これは、一般的な就職や転職活動と同じです。

職種とは

多くの職種は、実社会で確立された表現方法であり、役割が明確に定まっています。
言い換えれば、実社会が提供する「やりたいこと」の選択肢とも言えます。

そのため、見つかった職種が「自分が納得し、疑わない、迷いがない」と感じるなら、それがやりたいことが確定した証拠となるでしょう。

職種例

教師、警察官、自衛官、弁護士、医師、歯科医師、獣医、薬剤師、看護師、歯科衛生士、介護士、心理カウンセラー、消防士、軍人、建築家、会計士、銀行員、農業技術者、パイロット、etc

職種探し

好きなことに関するキーワードを使って求人サイトや検索エンジンで調べます。

  • 他にも、AIで一気に職種を調べられます。
  • 人伝や本で調べていきます。

ネット検索例

  • 「クリエイティブな職種」で検索。
  • 「教育関係の職種」で検索。
  • 「飲食に関わる職種」で検索。

ネット以外

知人からの紹介、本、ハローワークとあらゆる媒体で調べていきます。本では、「もっとやりたい仕事がある!/池上彰著・監修」がお薦めです。
750職種を網羅している読み応えのある本です。

下の記事も参考にしてください。
【自己表現と社会貢献】職種を決めてやりたいことを実現する。

以上の方法と、現時点での自分の知識やリソースで調べても職種が見つからない場合は、Choice2:趣味から探すに進むことを検討しましょう。

Choice2:表現方法を趣味から探す

どんな趣味でも、続けていくうちに社会に価値を提供できるものとなり、仕事(職業)として成立することもあります。
そのため、趣味を通じて自己表現を探求し、世の中に働きかけることを考えます。

順序

1か2に進んでください。

  1. 職種になかった場合:自分の好きなこと(見えたテーマ)を具体的に表現できる趣味を探します。※趣味は、世の中に既に存在している表現方法と言えます。
  2. 好きなこと=趣味の人:下記の趣味の職業化に進んでください。

   

趣味を探す

趣味例

スポーツ観戦、サイクリング、バードウォッチング、バイク、海釣り、川釣り、登山、フラダンス、バトミントン、気功、ヨガ、太極拳、ゴルフ、ウォーキング、その他各種運動・スポーツ、囲碁、将棋、短歌、俳句、書道、茶道、写真撮影、水墨画、水彩画、カリグラフィー、イラスト、映画鑑賞、読書、料理(作る・食べる)、蕎麦打ち、利き酒、ワイン、ガーデニング、家庭菜園、ペットの飼育、アウトドア、DIY(自分で何かを作る)、皮革製品作り、彫刻、陶芸、模型(プラモデルなど)、折り紙、ジグソーパズル楽器演奏、音楽鑑賞、ビデオゲーム、映画・アニメ視聴、プログラミング、検定試験、外国語、旅行、城めぐり、神社めぐり、廃墟めぐり、ビットコイン、何かのコレクション、etc 

上記以外にも趣味といえるものは数多くあります。
どんなことも趣味と言えるので、技術が確立されているものなら趣味といえるでしょう。

本やネットで調べてみてください。
マニアックな趣味があるかもしれません。

見つけた後は、その趣味を楽んでやっていくことです。

そして習熟していって、自分でも趣味を発信していきたくなった時は「趣味の職業化」に進みます。

関連記事:趣味を見つけるためのアプローチ

残念ながら、調べても趣味になかった場合は、Choice3:表現方法を自分で探すへ。

趣味の職業化

メジャーな趣味は、「趣味は野球です」「趣味はプラモデルです」「趣味は○○コレクションです」という感じで、
趣味の名前を言えば理解してもらえます。
これら趣味の中には、プロが存在し、職業化しているものも多いです。
そのため、再度上記の「表現方法を職種から探す」を参考に職種で探してみましょう

しかし、「レッドオーシャン化したプロ市場や、マイナーな趣味では職業化が無理」と思ってしまって、楽しめればよいで終わる場合がほとんどかもしれません。

でも、職業化が難しいなら、アプローチを変えて自分で職業化すればいいわけです。
その職業化により、やりたいことが確定します。

職業化には、下記の4つのネットビジネスが始めやすいです。
例えば、趣味をコンテンツとして売るわけです。
※youtubeがよい例です。

テクノロジーの発展により、職種の多様化が進むと予想されますが、具体的な展開はまだ不透明です。
かつてはプロになるとは考えられなかった趣味もあり、その一例がEスポーツです。

ただし、Eスポーツ市場も競争が激化しており、そのレッドオーシャン化が進んでいます。
今後の予想をするためにも、リサーチやマーケティングの知識やスキルがますます重要となってきます。

職業化が無理な場合

既に趣味という表現する方法は身に着けているのですから、その趣味をもとに目標となるテーマを作ることです。
それにより、将来の方向性ややるべきことが見えてくるかもしれません。

テーマ作りは下記記事を参考にしてください。

Choice3:表現方法を自分で探す

好きなことを表現できる職種や趣味は見つからなかった場合の手順

  1. 「自分の好きなこと含めた他の内面」を具体的に表現できる方法を、下記の人間の9つの表現方法を確認して、表現手段探しで見つけることになります。
  2. そして、見つかった場合は、その表現手段の習熟に努めます。
  3. そして、習熟したことを発信したくなった時に、職業化するための活動に移ります。
  4. 手段が見つからなかった場合は、表現方法が見つからなかった場合に進みます。

  

STEP1 人間の9つの表現方法を確認する

人間のできる表現は大まかに決まっています。
9つあり、下記に表現例をカテゴリー分けをして挙げてみました。

人間の9つの表現方法

身体で表現、行動で表現、対話・指導・奉仕・世話で表現、飲食物で表現、音(楽器・声=言語)で表現 、映像表現、物づくり、静止画表現、記述言語

計9種

  • この中の身体、行動、対話・指導・奉仕・世話は、具体的な形ではないので難易度が高めです。
    また、飲食物の表現も限定されていて難易度が高いです。
  • 好きなことを形にするなら、音、映像、物づくり、静止画、記述言語がやりやすいです。
    また、同じように他の内面を形にする場合も合う合わないがあります。
  • 好きなことをこの中から選んだ表現方法で形にし作品を作ったり、人に役立つようなことを成していきます。
    作品を形にしていく、ことを成す過程を確立して出来上がった方法を趣味化といいます。
  • この表現方法で形にしていく手段は、プロセスであって、巷にある流派と思ってください。
    したがって、世の中に既にある様々な趣味は〇〇流です。 
    (例として、表現方法としてのスポーツ:サッカー流、野球流、水泳流となります)
    そして、表現方法から始める自分独自のこのスポーツは、自己流ということになります。
  • 趣味化したことで作品を作り続けていくと、それが社会に価値ある仕事として成立(職業)することもあります。これがやりたいことに繋がるわけです。

  

STEP2 表現手段探し

  1. 好きなことをどのように表現するかは、下記の表現手段を参考にして探します。
    以下の表の表現例を参考にして、自分に合った表現手段を見つけてください。
  2. 行うことは、「1つ目 自己分析」で、分かった好きなことを含めた自己表現の基になるものと合う方法を、人間の9つの表現方法の手段の中から探していきます。
    判断基準は、「自分が納得し、疑わない、迷いがない」と感じるかどうかです。(他の内面要素が凄く影響します)
    迷いがなく、シンプルにその方法が自分に合っていると感じることが重要です。
    なぜなら、やる気を保ち続けることが一番大切だからです。
  3. もし下記の表だけでは表現手段を見つけられない場合は、探す範囲をネットに広げてみてください。
    この際、「他者の表現」を意識しながら探すと、見落としがちな手段にも気付くことができ、発見が広がります。
    • 例えば、ダンボールやレゴを使って作品を創作する芸術家もいます。
      このように、表現手段は多種多様であり、テクノロジーの進化によって新しい表現手段が生まれることもあります。
      興味や好みに合った表現手段を見つけるためには、新しい分野にも目を向けることが大切です。
    • 例えば、スマートフォンの普及によって社会は大きく変化しました。
      今後、VRなどの技術がさらにポータブルになり、表現方法が大きく変わる可能性もあります。
      また、AIによって生成される静止画や映像も増えつつあり、プログラムやアルゴリズムが新たな表現手段として登場しています。
      (プログラムやアルゴリズムは人間が設計しているため、記述言語での表現とも言えます)。
表現手段
  1. 身体で表現手段例
    身体言語(ボディーランゲージ、立ち振る舞い)、手話、スポーツ運動法、武術(武道含む)、ボディメイクダンス(舞踏、舞踊、バレエ、ブレイクダンスなど)、曲芸(軽業、手品など)、モデル演技身体装飾(ピアスやタトゥー)髪型(ヘアースタイル)、etc
  2. 行動で表現|手段例
    読書活動(批評や評論)、算盤、冒険、旅行運転操作、推し活動、鑑賞観察、物を集める・保管(コレクション)、財務活動、瞑想ボードゲーム・マインドスポーツ(思考で競い合う競技の事です。囲碁、将棋など)、eスポーツファッション(服装や身だしなみ)、マナー仮装スタイル(生き方)スタイル(外見)、etc
  3. 対話・指導・奉仕・世話で表現(人とのコミュニケーション、人を助ける、人に教える)|手段例
    教育、医療、コーチング、カウンセリング、セラピー、治安維持、園芸、飼育、ボランティア活動社会活動、社会的支援、福祉的介入、志願者プログラム、職業訓練、etc
  4. 飲食物で表現|手段例
    料理(家庭、伝統、創作、精進、健康、飲料、嗜好品)
  5. 音で表現(楽器・声=言語)|手段例
    楽器演奏、歌唱(歌を歌う行為やその能力)、歌声(声の質や音色)、口笛、会話、スピーチ、外国語、吹き替え、アニメの声(声演技)、ナレーション、口承文学(語り部)、各音楽ジャンル(クラシック、ロック、ジャズなど)、etc
  6. 映像で表現|手段例
    映画、ドラマ、アニメーション(2D、3D、クレイ[PCツールを使用したCG制作含む])、ドキュメンタリー、記録映像、etc
  7. 物体で表現物づくり手段例
    工芸品、工業製品、人形、模型、構造物、衣類、アクセサリー、カスタム、改造3Dプリントオブジェクト、etc
  8. 静止画で表現(絵・画)|手段例
    絵画、イラスト、タイポグラフィー、グラフィック、写真、版画、漫画、書道、etc
  9. 記述言語で表現手段例
    数式、外国語、論文、速記、点字、プログラミング(ソースコード)、アルゴリズム(問題解決の手順や計算方法)、各種説明(マニュアルや仕様書、レシピなど)、各種解説書(学術的な解説書、専門書、技術解説書)、情報提供・報告の文書(記事、レポート)、評価・批評の文書(レビュー)、個人的な記録(メモ、日記、ジャーナル)、文学作品(小説、物語、詩、歌詞)、意見や体験を綴った文書(ブログ記事、エッセイ)、口承文学(記述言語としての語り部)、etc

    ※記述言語の表現媒体は、主に紙、PC・タブレット・スマホ、黒板などです。

各表現の開設

  • 1.「身体で表現」で好きなことを表現するとした場合:
    身体の表現は、自分の心理状態や経験(身に付けた技術)を表現するには非常に適しています。
    メッセージ性が高い表現方法です。そのため、身体で特定の好きなことを表現するには向いていません。

    でも、身体で表現すること事態が好きな場合は、新しい手段で表現することを考えます。
    例えば、まったく新しい運動法やスポーツ・健康法を考案します。
  • 2.「行動で表現」で好きなことを表現するとした場合:
    手段例を参考にして、好きなことを行動で表現することを考えます。

    お祭りが好きなら、イベント活動をする感じです。
    昭和時代が好きなら、昭和物のコレクションです。

    行動してことを成すという無形なためか、行動力が必要であり難易度は高めですが、好きなことを直接表現できます。
  • 3.「対話・指導・奉仕・世話で表現」で好きなことを表現するとした場合:
    対話・指導・奉仕・世話といった行為で好きことを表現します。
    好きなことの表現として挙げると、動物が好きなら動物の飼育などです。
    歴史好きなら、教員か研究者といった感じです。

    しかし、どちらかというと「価値観」を表現するのに適しています。
    使命感があって、ボランティアを含めた社会活動、政治家や公務員といった感じです。
  • 4.「飲食物で表現」にした場合:好きなことを表現するには向いていません。
    飲食物を使った表現は、他の方法と比べるとその幅が狭いと感じるかもしれません。
    理由は、食べ物や飲み物は主に味覚や嗜好の表現に向いていて、文字や写真などの表現と比較して、伝えられる情報量や意味が制限されることがあるからです。

    しかし、工夫次第で飲食物も魅力的な表現手段となり得ます。
    特に自分の他のさまざまま内面や経験を表現する自己表現に適しています。

    例えば、料理を通じて自分の文化や思い出を表現したり、新しいレシピを創作することで自分の創造性を発揮したりすることができます。

    また、特別な料理や飲み物を通じて、他者と共有することで自分の価値観や感情を伝えることも可能です。
    このように、飲食物を使った表現も有意義で魅力的なものになるでしょう。
  • 5.「音で表現」で表現するとした場合:音の表現も自分の心理状態や経験を表現するには非常に適して、メッセージ性が高い表現方法になります。
    そのため、音は特定の好きなことを表現するには向いていません。

    でも、「音で表現する」こと事態が好きな場合は、新しい音作りを考えてみましょう。
    具体的には、新しい楽器や発音方法で自己表現を行います。
  • 6.「映像で表現」で好きなことを表現するとした場合:
    例えば、好きなことを映画や動画に残す形で表現します。
    映像による表現も、かなり融通の利く表現です。

    例えば、自然の景色を見るのが好きで、ドキュメンタリーや記録映像にするといった感じです。
  • 7.「物体で表現」で好きなことを表現するとした場合:
    自然が好きなら、自然の模様や形を取り入れた陶器。
    歴史が好きなら、歴史的な建物のミニチュア。
    星座に興味があるなら、星座をモチーフにしたアクセサリーをデザインする。
    鉄道が好きなら、鉄道模型を制作し、細部までこだわる。
    ファッションが好きなら、自分だけのデザインの服やアクセサリーを作る。
    新しい素材を使っての表現。

    このように物づくりは融通が利く表現方法です。
    好きなこと以外でも、好み・興味を具体的な形にしたり、将来の夢や目標で大きなプロジェクトに参加したり、創造性を刺激されて芸術作品を製作するといった感じです。
  • 8.「静止画で表現」で好きなことを表現するとした場合:
    手段例を参考にして、好きなことを静止画で表現することを考えます。
    一番は、「好きなことを写真にする」という形で表現することです。
    例えるなら廃墟を見るのが好きで、その写真を撮るといった感じになります。
    好きなこと=被写体になるので、好きなことを直接表現できる方法です。

    また、静止画は記録の面もあり、真実を伝える手段でもあるので、個々の価値観を表現します。
  • 9.「記述言語で表現」で好きなことを表現するとした場合:
    手段例を参考にして、好きなことを記述言語で具体的に表現する方法を考えます。

    例えば
    ・旅行が好きなら、旅の経験を元にした小説やエッセイを書く。
    ・自分が好きなことで発見したパターンや現象を数式で表現する。
    ・新しい発見や考察したことを記事やレポート、ブログ記事にまとめる。
    ・好きなスポーツについての記事を書く。試合の分析や選手の紹介などです。

    このように、好きなことを直接表現できます。
    記述言語は一番融通が利き、応用範囲が広い表現方法です。
  • 表現手段が複数の場合:
    例えば、好きなことが「武道の形や技を実際に行うことや、新しい技を考えること」だとします。
    以下のように複数の表現方法を使って表現できます。

    ・身体で表現:武術の型を実際に演武する。
    ・記述言語で表現:考案した型を他者に伝えるために、数式や記事、レポートで説明する。
    ・静止画や映像で補助的に表現:型の動きを写真やビデオで撮影し、視覚的に分かりやすくする。

    このように、表現手段は複数使っても問題ありません。
    むしろ、複数の方法を組み合わせることで、より豊かに表現できます。

納得のいく表現方法が決まったら、下記のSTEP2 表現手段の習熟に進んでください。 
残念ながら見つからなかった場合は、表現方法が見つからなかった場合に進みます。 

もう少し9つの表現方法をが詳しく書いてあります。

【やりたいこと】自己表現できなくてモヤモヤしている時に有効な手段を探す方法を解説!

STEP2 表現手段の習熟

基本はこの3つです。

  • 習熟にはスモールステップが有効です。
  • スケジュールを組んで実行していく場合は、PDCAを活用するのが良いです。
  • 学習方法も考えておくべきです。

    

スモールステップ

自身の好きなことを適切に表現できるために、その表現手段を習得することは重要です。
ただし、最初の段階では、他人に適切に表現を伝えるのは難しいこともあるでしょう。

解決方法の一つとして、スモールステップ(下記4つ目参照)を取り入れて段階的に取り組むことが、
よいかもしれません。
それによりスキルを向上させ、他人に適切に伝えられるようになることを目指しましょう。

そのような場合は、やりたいことが難しいだけであると捉えることができます。

学習方法

表現手段や下記の職業化に必要な知識の習得は、読書を中心に独学でやっていきます。
しかし、学び方は独学だけではありません。
他の方法も知っておくことで、今後やっていくことに柔軟性をもたせます。

学習方法は、独学の他に目的に沿った学習環境に身を置いて学ぶ通学師事があります。
もう一つは、特定のことを学ぶ学習活動です。
どれも有効であり、状況に応じて使い分けることが重要です。

学習方法や学習活動の教育手法は、講義、ディスカッション、実習、オンライン学習などがあります。
これらは通学や師事、学習活動などの状況や学習の目的に応じて選択されます。
また、問題解決法や協同学習など、さまざまな教育手法も存在し、状況や学習の目的に応じて選択されます。

  • 学習活動
    形として、研修、トレーニング、ワークショップ、セミナー、講習会があります。
    特定のスキルや知識の獲得を目的とします。
    どれも特徴があり、必要によって使い分けるのがよいと思います。
    独学者が必要なスキルや知識を効果的に獲得する手段です。
  • 独学
    独学は、個人が自分自身で学び、教師や指導者の指導を受けずに知識やスキルを獲得する学習方法になります。
    書籍やネットを活用します。
    • メリット:自由である。直ぐに始められます。この二点です。
    • デメリット:自分で学習計画を立てるなど、何でも一人でやらなければならないことです。
      最大のデメリットは、自分の盲点に気付かないことです。
      そのため、この先「どうしていいか分からなくなる」ということが起きます。
      いわゆる壁です。
      独学はこれが起きやすいです。
    • 解決策:壁を乗り越えるための行動。
      読書による知識や独学の経験によって起こる「気付き」よって、
      独学の壁を越えていくことです。
      そういった日頃の習慣が壁を越えさせることになります。
      しかし、限界もあり、場合によっては、通学や師事してもらうという選択もあります。
      ※気付きとは、新しい視点やものの見方のことです。
  • 通学(教育/集団学習)
    通学は、学校や大学などの教育機関で行われる学習方法を指します。
    学生は定期的に教室に通い、教師から授業を受けることで知識やスキルを獲得します。
    • メリット:広範囲に学べる。効率的な教育カリキュラムがある。
      さらに教師や指導者の中から、師と呼べる人物に出会える可能性もあります。
    • デメリット:結局は独学な面もある。
      とはいえ、壁にあたっても相談者が周りにいる。
      何でも一人でやる独学とは違い環境は本当に良いです。
      自分のリソースを拡張した世界といってよいかもしれません。
  • 師事
    先達者である師に付いて、個別指導や助言により壁から引き上げてもらう。
    通学とは違い1対1です。
    • メリット:先達者(師)は、自分より先にある到達点に達している。
      (学ぶ人のモデルになる。)
      先達者は遥か上の到達点に達しているから、そこまでにどうすればいいかシュミレートできる。
      そのシュミレートしたものを弟子(教え子)に当てはめて指導してくれる。
    • デメリット:教え教えられるという1対1の関係になるので、人間関係が大切になります。
      合う合わないがあるかもしれないです。

  

STEP3 表現手段を見つけた後の職業化

好きなことの表現手段は習熟レベルでAとBに分かれます。
AとBの両方に共通して最も適している職業化は、4つのネットビジネスでしょう。
この職業化でやりたいことが確定します。
後は挑戦していくだけです。

  • A:自分の好きなことを他人に適切に伝える形にできるようになった。
    テーマも見えてきた。
    次は、他人に適切に伝える形になったものことを、世の中に受け入れられるように仕事をすることです。
    この過程が職業化になります。
    今までにない新しい職種を作るという感覚かもしれません。

    例えると、「考察することが好きで表現手段が記事やレポート、ブログ記事」の場合なら、作家や一流ライターでしょう。
  • B:しかし、他人に適切に伝える形になっていない場合もあるでしょう。
    そのような場合は、やりたいこと中心のライフスタイルを維持しながら、今まで培ったスキルによって仕事をして収入を得ることにします。
    今できることによる職業化です。

    上記の例の「考察することが好きで表現方法が記事やレポート、ブログ記事」の場合なら、

    「私の表現手段は、記事やレポート、ブログ記事です。
    しかし、まだ、好きなこと(テーマ)を上手く表現できません。
    でも、ライティングが得意になり、そのスキルを活かして、ブログ記事関係のライターをしていきます」

    このように仕事内容もやりたいことの関係するので心情的にもよいです。
    表現能力も磨かれます。
    それにやりたいことに何か良い影響を与えることになるかもしれません。

   

表現方法が見つからなかった場合

表現方法が見つからなかった場合は、自分の「盲点」について考えてみましょう。

盲点

 自己表現の方法を見つけるためのコツは、心から「これだ!」と感じる表現方法を見つけることです。
しかし、そう感じられないのは、自分の心の中にある見落としている部分(盲点)のせいかもしれません。

この盲点は、自分では気付きにくいため、どれだけ考えても分からないことが多いです。
そこで、広い視野を持ち、今の自分にない新しい視点を取り入れることが大切です。
そのためには、読書などで新しい知識を得ることが効果的です。

読書

読書を通じて新しい視点を取り入れ、表現方法を探すことを繰り返すことで、「これだ!」と思える瞬間が訪れるでしょう。
読書と並行して、再度自己分析を始めることが効果的でしょう。

次に、どのような本を読むかが問題です。

まずは、読書の習慣化も狙って、自分が興味を持つ本を選ぶことがよいでしょう。
その後、社会で話題になっているベストセラーなども検討してみてください。
社会の関心事を知ることで、やりたいことを見つける手助けになるかもしれません。
もしかしたら自分の盲点をついているかもしれないからです。

下記で読書について、もう少しふれています。

読書以外で新しい視点を取り入れる方法

  • 知人と話す:友人や家族と話す中で、何について熱心に話すことが多いかを振り返ります。
    自分が熱心に話すことは、手がかりとなります。
    熱心に話す内容が好きなことの方向である可能性が高いです。
  • 習慣:自覚なしに100日以上続けていることはありますか?このような習慣化した行動の中にも、自分にとって好ましいことが隠れているかもしれません。それを自覚し、肯定的に捉えられるなら、それは「好き」と言えるのではないでしょうか。
    • 例1:やたらと出歩く。
    • 例2:変な所を見に行く。
    • 例3:変な物の収集

      こうした何気ない行動の中に、何かが見つかる可能性があります。
      ぜひ、自分の習慣に目を向けてみましょう。
  • 新しいことにチャレンジする: 新しい趣味や活動に挑戦します。
    その中で自分がどのような反応を示すか見てみる。
    新しい経験を通じて、違った視点を発見することで、好きなことを発見する可能性があります。
  • 生活のミニマル化:生活の中で不要なものを捨て、シンプルにすることで、今現在の大切なものが浮かび上がってきます。
    残ったモノやコトの中に、自分が本当に好きなことが隠れているかもしれません。
    物事の優先順位が明確になり、自分が何に価値を感じ、何を好きなのかを発見する可能性があります。
    5つ目のミニマリズムでやりたいこと中心の生活スタイルを確立するを参考にしてください。

   

他の内面要素で再度試してみる

他の選択

最も具体的に表現しやすいのは「好きなこと」なので、それを中心に解説していきました。
しかし、他にも内面要素あります。
例えば、「価値観」カテゴリの「自分の理想や信念」を、「自分の理想や信念を中心に」というテーマで自己分析を行います。
そして、その分析結果で表現方法を探します。

   

他のアプローチ

読書や他の視点を変える方法を試みる以外に、下記の他のアプローチを試してみましょう。

テーマ作り

自己表現の方法を探すのは止めて、「これからどうしていくか、どうしたいか」というテーマを作るというアプローチを採ります。
作られたテーマに沿って行動することで、やりたいことが見えてきます。
つづきは、以下の関連記事です。

関連記事:やりたいことが見つからない場合はテーマを作って行動すること

方向転換する

自身の視点を変えることで、やりたいこと探しを終わらせます。

やりたいことが見つからない問題の解決法!

7つの解決法

上記以外に、7つの解決法があります。
以下の関連記事を参考にしてください。

(上記と内容が重なる部分があります)

関連記事:【やりたいことが見つからない】7つのパターンの解決法を解説します

3つ目 表現方法を職業化

最初は人が直接関わる仕事は大変です。
やりやすい方法から始めましょう。
一番の候補は一個人で可能なネットビジネスです。

4つのネットビジネスモデル

ネットビジネスは個人でも始められる最速最短の仕事です。

※下記の4つのネットビジネスモデルは、ネット上でのビジネス活動の基本的な収益モデルです。

実際のビジネスはこれらのモデルを組み合わせたり、カスタマイズしたりして様々なバリエーションが存在します。

留意してください。
その例として、オンラインマガジン・メールマガジン・ネット出版のことを下の方に書いておきます。
(この3つも個人でやりやすい職業化です)

ECモデル(電子商取引)

物販プラットホームを活用して報酬を得る。

  • 単店舗型:自分でECサイトを構築する。独自の機能とシステムとカスタマイズが可能。
  • ASPサービス型:自分がECサイトを構築するのに支援してもらえる。機能とシステムはサービス会社によって違う。カラーミーショップ、Shopifyなどです。
  • モール型:ネット版ショッピングモール。
    集客に期待できる。
    運営をサポートしてくれる。
    • アマゾン(出品するタイプ)
    • 楽天市場やYahoo!ショッピング(出店するタイプ)。

これらのタイプの内、自分が提供するものに合う型にすればよいと思います。

広告モデル

自分のコンテンツにアフィリエイト広告やバナー広告・動画内広告を貼り付けて報酬を得ます。
自身のコンテンツは、自分のブログ、YouTubeチャンネル、SNSです。
メールマガジン・オンラインマガジンやニュースサイトもこのモデルになります。

課金モデル

自分の提供するコンテンツ(好きなこと・テーマ)に課金してもらい報酬を得る。

  • オンラインサロン:自分が月額会員制のコミュニティのサロンオーナーになって、会員にコンテンツを提供する。
  • スーパーチャット:youtubeなどの動画に投げ銭してもらう。
  • ゲーム:やりたいことがゲーム制作関係の場合です。

  

仲介モデル

仲介してくれるプラットフォームを活用し、ユーザーにサービスや商品を提供して、収益を得る。

  • フリーマーケット:メルカリ、ラクマ、ヤフオク(オークション形式のフリーマーケット)など。
    好きなこと(テーマ)で作った物を売るという方法があります。
  • クラウドファンディングサービス:起案者が自分のアイデアやプロジェクトの資金を調達するためのサービスです。
    支援者からの寄付や購入、ふるさと納税などの方法で資金を集めます。
    基本的には返済義務はなく、資金提供者は報酬やリターンを受け取ることができます。
    やりたいことの事業化に向いています。
  • 仕事依頼サービス:自分が得意とするスキルや知識を活かして、自由な時間や場所で仕事を受注することができます。
    例えば、ウェブデザインやライティング、翻訳、プログラミングなどのスキルを持っている場合は、それを活かしてクライアントからの仕事依頼を受けることができます。
  • スキル販売型サービス:自分の持っているスキルを活かして、オンライン上で仕事を受注することができるサービスです。自分で価格を設定して、自分ができる範囲内で仕事を受けることができます。自分が好きな分野で仕事をすることができるため、やりがいを感じながら働くことができます。営業やマーケティングも自らやることになるので、自己責任で仕事を受注する必要があります。
  • オンライン学習サービス:自分が得意な分野や知識を生かして、オンライン上で学習コンテンツを提供することができます。
    テキストや動画、オーディオなどの形式で学習コンテンツを作成し、オンライン上で販売することができます。(受講者は、それを学びます)
    そして、サービスをどのようにアピールするのかが収益アップに繋がります。
    この自分が得意な分野や知識とは、好きな事・興味を持っていることになります。

上記4モデルを使用しての例

1.趣味の動画作成で培ったスキル。
仲介モデルのスキル販売型サービスで仕事をする。

2.○○のコレクターで目利きには自信がある。
まずは仲介モデルのフリーマーケットで開業してみる。

オンラインマガジン・メールマガジン・ネット出版

  • ネット出版:課金モデルに分類され、読者がコンテンツを購入する。
    購入するところは、Amazon・楽天ブックス・noteなどがあります。
    そのため、ECモデルでもあります。広告や広告付きの無料コンテンツもあり、この場合は、広告モデルといえます。
  • オンラインマガジン・メールマガジンネット出版と似ていて、課金モデルであり、広告モデルの面もあります。
    違いは、仲介モデルの要素があることです。
    これは、プラットフォームや配信サービスを介してコンテンツを提供することです。(オンライン学習サービス)

ネット以外

上記以外にも下記のような制度を見て参考にします。

参考事業再構築補助金の内容を見てみる。(22年11月現在)
れを見てインスピレーションを得る。

4つ目 やる気や行動力を引き出す

やりたいことをやっていくと、最初にあったやる気が無くなって、やる気や行動力も無くなっていくことがあります。

こういった心のブレは「上手にいっている人」や「なんか気になる」といった雑事など、いろいろな外部の刺激で、自分の心に迷いが出てくるからです。

これらの状況において、「やる気や行動力を起こしてくれる」といった自分を導く手助けが必要とされることがあります。
やる気や行動力が発揮される場合は3パターンがあります。
大事パターン(非常時)、他力パターン(平常時)、習慣パターン(平常時)の3つです。

ここでは3パターンを参考にした、やる気や行動力を引き出す方法を紹介します。
その中で、やる気や行動力を引き出す心理状態である「自分が納得し、疑わない、迷いがない」とは何か?
その反対の行動力が無くなる原因の心のブレや、心のブレにも関連してくるリラックスの方法を解説します。

3パターンとやる気や行動力の起こし方

3パターンをもとに「やる気や行動力を起こす方法」を解説します。
通常は習慣パターンを中心に進めます。
自分では難しいと感じた時には他力パターンに切り替えます。

大事パターン(非常時)

病気や怪我、事故、災害などの突然の出来事に直面したとき、私たちは新しい現実に直面し、これまでとは異なる人生の道を歩むことになります。
望んでいない状況でも、この変化をきっかけに新しい発見や気付きが生まれ、これがやる気や行動力へとつながっていきます。

この非常時に現れる、このようなやる気や行動力を指して、「大事な局面」と呼びます。
そのため大事な局面は、非常事態が発生した際にのみ明らかになります。

そして人は、この大事な局面を得るために、仮想的な非常時に挑戦します。
これを「冒険」とも言い、時には本当の大事になってしまうリスクが伴います。

他力パターン

他者との交流や、自分より先に目標に到達しているグループや個人に師事することで、新しい刺激やエネルギーを受け取り、自身のやる気や行動力を引き出します。

他者に引っ張ってもらうことで、自分の可能性を広げ、成長することが期待できます。

やる気や行動力を高める方法は、自分よりも先に進んでいる人々(先達者)に学び、そのサポートを受けることです。この方法は非常に即効性が高いです。

具体的な手段としては、コーチングを受けたり、サロンに参加することが挙げられます。
また、上記の「STEP2表現方法の習熟」の通学・師事や学習活動の環境で学ぶことも手助けになるかもしれません。

習慣パターン

下記4つ目で説明する「スモールステップや」と「IF-THEN プランニング」の手法を活用し、習慣の力でやりたいことを進めていきます。
この手法より、少しずつ知識や成果を積み重ねて、自己肯定感を高め、やる気や行動力を引き出します。

この方法は地道でありながら、誰でも取り組むことができ、着実に前進することが期待できます。
手始めに読書がよいと思います。

それは、読書による知識によって内省が促され、今までとは違う視点を獲得し、新たな気付きを得ることができるからです。
そして、その気付いた自分が今までの自分を導いて、やる気や行動力起こしていくわけです。
他力パターンのように、自分を導いてくれるような先達者との出会いは稀です。
出会いがないのなら、今できる読書です。

また、それに読書によって心が落ち着き、心のブレや迷いが減少する可能性もあります。
このような「自分が納得し、疑わない、迷いがない」という状態は、更にやる気や行動力起こしてくれる可能性があります。

読書で自己表現を見つける|本が教えてくれる創造力の引き出し方

やる気や行動力を起こすための方法

以下は、上記3パターンを基にやる気を起こす方法です。

  • 他者の経験から学ぶ: 成功者の経験や知識を学び、コーチングやサロンでアドバイスを受けることで、自分のスキルや視点を向上させます。(他力パターン)
  • 自身の環境: 同じ志を持つ仲間との交流や共通の目標を追求する環境で学ぶことで、モチベーションを維持しやすくなります。(他力パターン)
  • 読書による知識獲得: 良書から得られる知識は新たな視点を提供し、自分の考え方や行動に影響を与えます。(習慣パターン)
  • 内省と気付き: 得られた知識で内省します。
    自分の価値観や目標と照らし合わせることで、新たな気付きが生まれます。(習慣パターン)

   

自分が納得し疑わない迷いがない

これは、自分の内面などが深く関わりがあり、これらは知識や経験に基づいて形成される結果です。
この状態では、知識や経験から得た納得感や自信が自らを導く力となり、やる気や行動力を引き出します。
下記のように思えればよいわけです。

  • やりがいがある。
  • 好きであると、より確信できる。
  • 自分に良いこと、楽しいこと、ワクワクすること、生きがいであり、自分にプラスに感じる。
  • 「自分はこれがやりたかったのか」と感じる。
  • 先駆者になれる。
  • 自分にとって意味のあることだと思える。
  • 人生で挫折した事がチャラになるくらいの満足感が得られる。
  • コンプレックスが解消される。
  • 「自分の人生の目的は何なのか」の答えが出ると期待できる。
  • やっておいて良かったと想像できる。

  

心のブレ

「自分が納得し、疑わない、迷いがない」という状態の反対が心のブレです。
このブレる要素は世の中と関わっている以上そこら中にあります。
これを知っておくことは重要です。

対策としては2つあります。

  • 一つは、ブレを排除する5つの行動を行っていきます。
    これはブレ要素のある物事に、わざわざ近付かないことです。

    先ずはブレを感じた時は、「見ない・読まない・聞かない・言わない」を守ります。
    違和感を感じた時は避けたほうが無難です。
    誰にでもでき、護心術といえなくもないです。
  • 二つ目は、ブレないたために世界観をつくることです。

ブレを排除する5つの行動

以下に5つの排除すべき行動を挙げます。

好奇心や怖いもの見たさ

ブレる切っ掛けになるものに本や雑誌、ネットの記事や動画があります。

それらが、やりたいこととは関係なく、自分をブレさせる内容と明らかに分かるのに、
好奇心や怖いもの見たさで触れようとすることがあります。
こういう行動はやめていきます。

最も身近なものはYouTubeの動画です。
嫌いというのに気になって見てしまうことです。
嫌いという関心事なので見てしまうのは、仕方がないです。

しかし、やることがあるのにそのようなことにかまけていると、「あっ」という間に時間が過ぎてしまいます。
同じ「あっ」という間のなら、やりたいことでの時間の方が断然良いです。

人でブレを感じた時

人でブレを感じた時は距離を置きましょう。
この「ブレ」は、好き嫌いという単純な問題ではなく、何とも言えない気持ち悪さのことです。
説明できない「何か」を感じることがあります。

その違和感は、相手のコミュニケーションスタイルや態度によるものかもしれません。
このように、好きか嫌いかですら判断できない人との接触は面倒に感じることが多いです。

しかし、現実はそう簡単ではありません。
このような面倒な人と関わらなければならない状況も少なくありません。

したがって、難しいですが、上手く対応することが人間関係を円滑に保つために重要です。
どうしても関わらなければならない場合は、感情を排除し事務的に接したり、第三者に相談するのが最善の方法でしょう。

一番関わりたくないコミュニケーションスタイルが、ガスライティングという技法を使ったスタイルです。
ガスライティングは、相手を操作し、加害者の立場を有利にするために情報や現実を歪める心理的な操作技法です。
この言葉は、演劇・映画化もされた「ガス燈」に由来しています。

加害者は自分に都合のいい情報や技法を巧みに操作するため、被害者は自己の正当性を疑い、現実感覚を失いやすくなります。
もし、自分が被害者になった場合、頻繁に心が揺らぐことになります。

ガスライティングは、近しい関係、会社や部活などの上下関係、閉鎖的な環境などで、個人や集団によって行われます。
また、インターネットでも、ガスライティングを使って、読者・視聴者を黙らせる情報やメディアがあります。
例えば、文化盗用問題などがその例です。

余計な一言

以下の2つの余計なことを人に言わないこと。

  • その1:特に相手にブレを感じる人に対して一言を発する際には、注意が必要です。
    相手から気分を害するような一言を返されるかもしれません。
    それにより、自分の気持ちが揺らいでしまうことも考えられます。

    仮に言い争いに勝ったとしても、その時に言われた余計な一言が頭にこびりつき、中々忘れられない可能性があります。
    また、それを思い出すたびに怒りが再燃し、次第に自分が萎んでいくこともあるでしょう。

    そして、無駄に時間だけが過ぎてしまいます。
    相手はその一言に対して何とも思っていないことが多いです。
    したがって、余計な一言は控えましょう。
  • その2:もう一つ厄介な存在がドリームキラーです。
    ドリームキラーとは、他人の夢や目標を妨害する人のことを指します。
    このような人物に関わると、やりたいことが進まなくなります。
    したがって、余計な一言を言わないことで、このような人物を遠ざけることが重要です。

※「ドリームキラー」という言葉は、他人の夢や目標を妨害する人を意味します。
彼らは批判的な発言や行動で、希望を持つ人々の意欲を削ぐことがあります。
「あなたには難しい」
「世の中はそんなにあまくない」
といった言動や態度を示してきます。

ドリームキラーは、ポジティブな人に対しても懐疑的な態度を取るため、非常に厄介です。
このポジティブな人とは、夢や目標があり、ポジティブな雰囲気を醸し出している人を指します。

また、善意からアドバイスしてくるドリームキラーも存在します。
こうした複雑な存在ですが、対処法は同じです。
自分の夢や目標を明かさず、余計なことを言わないようにし、自然な態度で接することです。

他に、ドリームキラーと関わることで、自分もネガティブな状態になり、自分自身を否定してしまうことがあります。
結果として、自分自身がドリームキラーになり、自己評価を下げてしまいます。
そうならないためにも、ブレない自分を構築し、ドリームキラーを軽くあしらえるようになることが重要です。

成功や結果

成功や結果ばかりを気にしていると現実とのギャップでブレてしまう可能性があります。
「才能がない」「これは自分に向いていない」と言ったネガティブ思考になると切りがありません。
自分自身がドリームキラー化します。

成功や結果のことも、あまり深く考えないなど、適切な距離を保ちましょう。
適切な距離を保ちたかった場合は、やりたいことをやっていくだけです。

一番の方法は、目の前の今やることを実行するだけです。
手を止めない・歩みを止めないことです。
行動していれば、成功や結果を考える暇をあたえないということです。

習慣にしていることを淡々にこなすだけです。

流行りもの

世の中には流行りものが多く、やってみたいと思ってしまいます。
でも、それは時間の浪費だけでもなく、余計なことを考えることでもあります。

したがって、やりたいこと中心で物事を考えることで、必要ないと判断することです。
一歩立ち止まって考えるになります。

どうしても気になるなら体験サービスを利用するのも方法です。
それによって、モヤモヤを解消すればよいわけです。

ブレないための世界観づくり

ブレないたために必要なのは、世の中を迷うことなく進めるような羅針盤となる世界観が必要になってきます。

それは、5年後10年後又はそれ以上先が予想できそうと思える世界観を持つことです。
その世界観とは知識であり、いろいろな視点・広い視野・高い視座です。

  • 世界観は読書で作る多くの知識を得るために、読書が有効です。
    さまざまな視点を得ることで、自分自身の世界観を広げることができます。
  • 世界観の活用自分の現在の状況と照らし合わせながら、やりたいことの方向性を決定します。
    • メリット:自分で選択し進むことで、右往左往するのを防ぎます。明確な世界観があれば、迷うことなく行動できます。
    • デメリット:現実と乖離した世界観を持つと、社会での適応が難しくなることがあります。
      したがって、常に新しい知識に触れ、世界観を柔軟に修正していくことが重要です。

  

リラックス

「思い出し怒り」といった過去に起きたことへの怒りや、身体的なムカムカにどう対処するかも重要です。
こうした状態になると集中できなくなり、やる気がなくなることもあります。
そのため、リラックスして心を落ち着かせ、身体を緩める必要があります。

では、有効なリラックス方法はないのでしょうか。
巷には多くのリラックス法があります。
ここでは、自分に合った方法を探るための手始めとして、誰にでもできるスワイショウと呼吸法を解説します。
他には、食事に気を使うことや、「余分な考えは捨てる」といった考えを持つことも効果的です。

スワイショウ

腕を振るだけのスワイショウはお勧めです。前後に振る型や、左右にひねる型など複数あります。
この簡単な運動は、場所や周りの人を気にしなければ、どこでも運動できます。効果は、強張った上半身を緩めるのに有効です。
下半身にも有効で体幹の安定感を感じます。方法は非常に簡単です。

行うスワイショウは、一番シンプルな「前後に振る型」になります。具体的な方法は以下の通りです。

  1. 視線を2~3メートル先に落とします。
  2. 肩幅ほどに足を広げて立ち、両足を平行にし、背筋を軽く伸ばします。
  3. 腕から手首の力を抜いて、手を胸の高さまで振り上げます。(へその高さでもよいです)
  4. そのまま重力に任せて後ろへ振りぬきます。自然な勢いも使い、前に振りあげます。
  5. 膝の曲げ具合でリズムや負荷を調整しながら、繰り返します。
  6. 呼吸は自然に行い、手を前に振る時に息を吸い、後ろに振る時に息を吐きます。

このシンプルな運動を日常に取り入れることで、リラックス効果を感じられるでしょう。

呼吸法

呼吸法のメリットは、準備が不要でいつでもできることです。
実践的で、怒っている最中でも呼吸を整えることができます。
呼吸法にはさまざまな種類がありますが、高度な方法は指導者がいないと難しいです。
しかし、誰でも普通にやっているのが呼吸です。

簡単に始められる呼吸法として、「数える呼吸法」をお勧めします。

これは、「数息観」が元になっています。

呼吸を一回行うごとに1を数える方法です。

具体的には、息を吸って吐くたびに1を加算し、呼吸の回数を黙算します。
「無理のない深呼吸+数を数える」ことで、体と頭を使い、気持ちを落ち着かせる効果があります。

方法

この方法は普通の呼吸です。

  1. まず、普段通りに吐きます。
    肺に残っている空気をゆっくりと出します。
    無理をせずに行いましょう。
  2. 吐き出したところで、同じく普段通りの呼吸で、吸う3秒・吐く3秒を目安にして、吸うと吐くを一回として「1」と頭の中で数えます。
  3. 吸うと吐くのたびに、1を加算していきます。
    10回吸う吐くを繰り返すと、「10」となります。

数える目安は1000です。

1000の次は、999と逆に数えます。

これを繰り返します。

早いと10回くらいで怒りの原因を忘れてしまいます。
また、怒りの原因をまた思い出しても、心が落ち着いた感じになっている場合があります。

呼吸は鼻か口か

自然なリズムで呼吸を行います。
最初にまず無理がないくらいに口から吐き出します。
吸う時は鼻で行い、吐く時は口で行う鼻口呼吸です。
呼気を口で行うのは効率的に排出されるためです。

しかし、呼気吸気を鼻で行う、鼻呼吸が理想といえます。
なぜなら、鼻口呼吸は口内が乾燥してしまうからです。
口の乾燥は喉も乾燥させ感染症にかかりやすいとも言われています。

鼻口呼吸は最初の頃や、特定の運動や状況(運動中や緊張しているときなど)の呼吸という認識のほうがよいかもしれません。
したがって無理がないのなら最初から鼻呼吸です。

吸う吐く秒数について

吸うと吐くの各3秒が目安ですが、個人差があります。
各6秒程度の人もいますし、リラックスしていくと3秒が4秒や5秒に延びることもあります。
ただし、吸うと吐くの間の秒数は自然なままで大丈夫です。
判断基準は、息苦しくないことです。

胸式か腹式か

普段の呼吸から始めるため、胸式か腹式かにこだわる必要はありません。
普通にやっている呼吸なので、ベットで横になった姿勢や、姿勢を正していない状態でも実践できます。
無理に特定の呼吸法にこだわることなく、楽な呼吸を心がけましょう。
自然に腹式呼吸に移行できる場合は問題ありません。

方式の考え方

呼吸は身体の自然な機能であり、無理に操作することは避けるべきです。
怪我や不調を防ぐためにも、呼吸法を段階的に学ぶことが重要です。

胸式、腹式、逆腹式、腹胸式など、さまざまな呼吸法があります。
最初は特定の方法にこだわるよりも、自然な呼吸に意識を向けることが無難です。

自律神経訓練法(呼吸段階まで)

数える呼吸法を行いやすくします。
呼吸を意識すると、息苦しく感じるのをなくすのに効果があります。

あと、力を抜く感じが分かります。
これはリラックスした状態を自動的に作り出せるようになる方法でもあります。

スワイショウと併用

スワイショウと併用すると効果的です。
腕を一振りして一呼吸する時に、1を加算していくという方法です。
加算していくリズムはやっていく内につかむとよいと思います

他のリラックス法

お香やアロマを使用する方法や音楽を聴くことも有効です。
さらに、散歩や温泉などのリラクゼーション施設の利用や旅行なども有効です。

これらは時間のあるときに実践すると効果的です。
また、適度な運動や規則正しい生活を送ることもリラックスしやすい状態を作りやすくするかもしれません。

食事法

怒りやすくなる食品があるなら、摂取は控えたいところです。
以下の食品は、世間一般でも摂り過ぎに注意されている物です。

  • カフェイン:神経を刺激し、興奮状態を引き起こすことがあります。
  • 高糖質の食品:血糖値が急上昇し、その後急降下することで気分が不安定になることがあります。
  • アルコール:一時的にリラックス効果がありますが、後で感情のコントロールが難しくなることがあります。
  • 食品添加物:一部の添加物は、体調や気分に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 高脂肪の食品:消化に時間がかかり、新陳代謝や気分に影響を与えることがあります。
  • 食塩分の過剰摂取:高血圧や体のむくみを引き起こし、ストレスの原因になることがあります。

特に血糖値が急上昇する甘いものは控えたほうがよいかもしれません。
これらの食品を避けることで、感情の安定を保ちやすくなる可能性があります。

余分な考えは捨てる

怒りやイライラの根本的な原因が分からない場合、そのことについて考え続けるのは得策ではありません。

たとえば、「自分が悪いのか」という考えは、実際には根拠がない場合があります。
そのような考えは無駄な時間を過ごすことになりますし、さらなる怒りを引き起こす可能性があります。
それは、「あんな奴の一言で自分を変えないといけないの」というような、更なる怒りにつながることです。

あんな奴の一言などは、だいたいがガスライティングです。

ですから、原因を考えることはやめて、すぐに忘れる方が賢明です。

   

5つ目 ミニマリズムでやりたいこと中心の生活スタイルを確立する

   

心のブレを減らすために生活の中の刺激物を減らします。
余分な物事を捨て、やりたいこと中心のライフスタイルの確立をしていきます。

参考にするのは、シンプルな生活を実践するミニマリストです。
そのため、ミニマリストに倣って、生活をミニマル化していくことで生活環境を整えます。

生活のミニマル化

生活のミニマル化とは、生活の中で不要なものを捨て、シンプルにすることで生活の質を向上させることです。
例えば、ミニマリストは下記のようなメリットを理解し、具体的な方法を実践しています。

生活のミニマル化の方法

具体的な方法

  • 不要な持ち物を整理する:衣類、書籍、雑貨など、使っていないものや不要なものを捨てます。
    これにより、空間が整い、心の整理も進みます。
  • 優先順位の確認を行います:物を減らす過程で、残ったものの価値や意味を再確認します。
    これによって、何が本当に必要か、何に価値を感じるかが明確になります。
  • 必要最小限のモノコトの生活: 生活をシンプルに保ち、自分にとって必要なものだけで過ごすことで、自分が心から好きなことや大切なことに集中できます。

  • 少ないけれど上質な服:毎日選ぶ服が少なくなることで、好みのスタイルや好きな色に気づくことができます。
    服を選ぶ買う悩む時間も必要なくなります。
  • お気に入りの本だけを残す:手元に置いておきたい本を厳選することで、自分がどんなジャンルやテーマに興味があるのかがわかります。
  • シンプルな生活スペース:部屋を片付け、必要な家具や必要最小限の装飾品だけにすることで、過ごしやすい環境が整い、好きな活動に集中できます。

上記によって、物事の優先順位が明確になり、自分が何に価値を感じ、何を好きなのかを発見することができます。
シンプルな生活によって、好きなことも見つけやすくなるでしょう。

生活のミニマル化のメリット

実践する際のイメージを持ちやすくするために、具体的なメリットやその例を解説します。
これにより、ミニマル化の価値が分かります。
また、「好きなことのヒント」を見つけるための具体的な行動の効果も実感できます。

具体的なメリット

  • 本当に重要なものが見えてくる:不要なものを取り除くことで、必要なものや大切なことに意識を向けやすくなります。
  • 好きなことを発見:生活をシンプルにする過程で残るものや習慣は、自分が自然と大切にしているものであり、好きなことのヒントになります。
  • 精神的なクリアさ:持ち物や生活を整理することで、精神的な負担が減り、心がクリアになります。
    これにより、自分の興味や関心に対して敏感になれます。

  • 趣味の道具:必要最低限の趣味の道具を残すことで、自分がどの活動に一番情熱を持っているかがわかります。
  • 思い出の品:必要な写真や記念品だけを残すことで、過去に何が自分にとって意義深かったかが浮かび上がります。
  • 日常の道具: 毎日使う道具や家具だけを選び抜くことで、生活の質を向上させる要素が見えてきます。

ミニマル化の過程で、自分の価値観や本当に大切にしているものに気付くことで、好きなことを見つけやすくなります。
シンプルな生活は、自分を見つめ直す良い機会となり、好きなことややりたいことの発見に役立つでしょう。

   

ミニマリストの5タイプ

生活のミニマル化を実践しているミニマリストには5つのタイプがあります。
ミニマル化を実践するにあたって、モデルになるので解説します。

  • 整理整頓タイプ物の整理整頓に重点を置いて、部屋やスペースを整えることに喜びを感じるタイプです。
    物を整理し(ときに事も整理)、必要なものだけを保持し、無駄なものを取り除き、理想の生活を追求します。

    シンプリストとも言われます。無印マニアな面もあります。
    ミニマリストで一番多いタイプではないでしょうか。
  • 取捨選択タイプに対して冷静な判断力を持ち、必要な物事と不要な物事を適切に取捨選択することが、得意なタイプです。
    物質的なものだけでなく、時間や関係性においても取捨選択を行います。

    合理的でコストパーフォーマンスを第一に考えるタイプです。
    令和の時代になって多くなっているタイプでしょう。
  • 好きなことだけは別タイプ:自分が本当に興味や情熱を持っている物事にだけ時間やリソースを費やすタイプです。
    他の要素を最小限に抑え、自分の興味のある分野に集中します。
    一芸に秀でること、他は最小限、それを原則にします。超特化タイプと言えます。
    世間的には職人であり、野球人生とかの「〇〇人生」に近い生き方になります。
  • 節約タイプ:無駄遣いや過剰な消費を避け、資源や財布を節約することを重視します。
    必要なものを効果的に使い、浪費を最小限に抑えます。

    節約生活が楽しいと思える人向きでしょう。
    100円ショップ使い。
  • 所有しないタイプ:物を所有することに執着せず、所有物を最小限に抑えることを重視するタイプです。
    ミニマリストの中でも極端に少ない所有物で生活し、所有物の重荷から解放された状態を追求します。

    世間一般のミニマリストはこのイメージかもしれないです。
    ザ・ミニマリストと言えるでしょう。
  • その他・捨て好きタイプ?:捨てる行為が好きで、それ自体が目的になった人。
    これがミニマリストと呼んでいいのか疑問なので上記タイプから外します。

ミニマル化の実践

「好きなことだけは別タイプ」をモデルにして、上記の生活のミニマル化をガイドを参考に
実践していってください。

どのモデルにするか

当ブログでは、3の「好きなことだけは別タイプ」をモデルにして、
やりたいこと中心のライフスタイルの確立を目指します。

好きなこと(テーマ)に関係ない物以外は最小限に抑え、好きなこと(テーマ)ができる環境にしていきます。(ミニマル化)
掃除ロボットを使えるぐらいに片付けるのが最初の目標です。

片付ける

  • 片付け:上記の生活のミニマル化の方法を参考にして実践していってください。
  • パソコンデータパソコンデータはかさばらないので、ファイル名で検索できるようにはしておきます。
    確認後に処分するという作業は時間がかかるのでやらないほうがよいです。
    必要になったら、データの中から探すとしましょう。
  • 不用品の処分好きなこと(テーマ)・自分の興味のある分野と生活するための必要最小限の物を残します。
    残った物を不用品と判断し処分します。
    不用品は、下記を利用して片付けていきます。
    • パソコン回収サービス
    • 軽トラック積み放題
    • 自治体のエコステーション
    • ネット出品

  

片付けの目標

お掃除ロボットが導入可能になるぐらい片付いた部屋が最初の目標になります。
その後は更に物の最小限化(ミニマル化)をしていき、やりたいことの妨げにならない環境を維持していくことです。

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6つ目 5大テクニックと内省

   

心が変われば行動が変わる。

行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。

ウィリアム・ジェームズ(William James)/アメリカ合衆国の哲学者、心理学者

「やりたいことなんだから自然にやるでしょう」と言うかもしれません。
しかし、時にできない心理状態の時もあるかもしれません。
(上記の心のブレなどがそうです)

そこで、時に何もできない心理状態の時であっても、
自動でやっていくためのテクニックを行っていきます。

それは世界的にも効果ありと言われる、if-then プランニングとスモールステップです。
この方法は、誰にでもできて、どんなことにも効果があります。

他にも、やりたいことに効果ありの方法は、PDCA、読書、自由連想法の三つです。

また、これらの方法を実践する際に大きな役割を果たし、やりたいこと全般に関わってくるのが内省です。
内省は、自分自身や自己の内部に向けて深く考え、自己を分析することです。
これにらより、行動の質を高め、さらに効果的にやりたいことへの原動力にできます。

テク1 if-then プランニング

「もし〜ならば(If)、私は〜をする(Then)」というルールを作り、自分自身を動機付ける方法です。
例としては、下記です。

  • 帰宅した時に、10分片付けをする。
  • 就寝前15分の読書。
  • 起床後15分の読書。
  • 車の運転後15分の読書。
  • 夕食前の軽い運動。

   

テク2 スモールステップ

大きな目標(やりたいこと)を小さなタスクに分割し、そのタスクを順番にこなしていくことで、
目標を実現していきます。

小さなタスクから始めるので、達成感を得ることも容易で、次に進む勇気や自信も生まれる効果もあります。
この効果が、大きな目標に直面した時の不安や恐れを和らげることができます。

スモールステップは、少しづつですが、確実に前進します。
何より、自己肯定アップに効果バツグンといえます。
読書の習慣の場合は一日5分から始めるがよいです。

テク3 PDCA

計画を立てて実行し、その成果を検証して改善していく方法がPDCAです。
普段から留意しておくことで、行動の基本になります。

PDCAは、表現方法の習熟や習慣化の補助、職業における活動、やる気や行動力の引き出し、ライフスタイルの改善に活用できます。

このPDCAサイクルにおいても、読書による知識は大いに役立ちます。
知識があれば、計画に無理があると判断し、適切に修正することができます。

テク4 読書

読書は個人の成長や娯楽、学習の手段として幅広い役割があり、様々な場面で有効です。
そのため、あえてテクニックとして取り上げます。

読書を習慣化するためには、定期的に読む時間を設け、興味のあるジャンルや著者を見つけることが重要です。
さらに、それ以外のジャンルにも挑戦することで、知識の積み重ねによる独自の視点が養われ、多くの気付きを得ることができます。

テク5 自由連想法

上記に記載してあります。

内省

内省とは、自分の内部に向けて深く考え、自己を分析することです。
これは、自分の知識、経験、感情、思考、信念、価値観などを探求し、自分自身を含めた物事を理解しようとする過程でもあります。
内省は、深さの程度に差はあれど、誰もが日常的に行っていることです。

内省している中で答えが出ないものは「悩み」といえます。
それは、今現在が立ち行かない状態といっていいでしょう。
まるでPCがフリーズしているような状態です。

これは、単純に悩んでいる状態の自分自身の視点が狭くなっているからです。
分からないことは、いくら内省を行っても分からないのです。

したがって、視点を広げるために、今現在の自分に必要な方法を選択し、実践していくのがよいです。
様々な方法を自分に繰り返すことで、内省を深めることができます。

以下のような方法で内省を行い、答えを出すのに役立ちます。

  • 読書: 自分にはない知識を得るための方法の一つとして読書があります。
    読書を通じて新たな視点や知識を得ることができます。
  • 書くこと:日記やジャーナルのように日々の出来事や感情を書き留めます。
    これを見ることで自己分析がしやすくなり、書くことで思考が整理され、気付きが生まれることがあります。
  • 瞑想: 瞑想は心を静め、内なる声に耳を傾ける手段です。
    瞑想を通じて自己観察を行い、気付きや洞察を得ることができます。
    運動に特化したもの、呼吸法に特化したもの、問答に特化したもの、または混合した方法があります。
    最近ではマインドフルネスが普及しています。
  • 自問自答: 自分に向ける問いかけは内省の助けになります。
    なぜなら、「なぜそのように感じるのか?」「自分の目標や価値観は何か?」「やりたいことは何か?」といった質問に答えようとすることになるからです。
    自問自答は誰でも自然に行っていることであり、知識の獲得によって答えやすくなります。
  • 他者との対話:親しい友人、家族、あるいはコーチングの専門家との対話を通じて、他者の視点やアドバイスを受けることが内省に役立ちます。
  • 冒険:日常ではありえない経験をすることで、新しい視点や知識を得ることができます。
    リスクもあり、万人向きではありませんが、有意義な知識や経験を得ることができます。
  • アウトプット: 絵画、音楽、詩や文章などのクリエイティブな表現を通じて、感情や考え・世界観を表現し、それらから洞察を得ることができます。
    また、「目の前のやるべきことをやる」という行動に移すことも重要です。
    悩んでいる暇があるなら、行動を通じて悩みを解消することができます。
  • 研究法の使用
    • 質的研究法:主に言語や文化などの非数値的な要素を調査する手法です。
      身近な例としては、インタビューや現地での調査があります。
      それらによって自分自身や他者の経験を深く理解します。
    • 量的研究法:科学的なデータを分析する方法です。
      身近な例としては統計があります。
  • 思考法の活用:論理的思考、批判的思考、創造的思考を使って問題解決や自己分析を行うことができます。
    • 論理的思考: 論理的思考は、情報や事実を整理し、順序立てて考える方法です。
      論理的なステップに基づいて結論を導き出すことで、矛盾のない合理的な判断を行います。
      例えば、問題を細分化して原因と結果の関係を明確にし、それに基づいて解決策を考えることです。
    • 批判的思考:批判的思考は、情報や主張を客観的に評価し、その正確さや信頼性を判断する方法です。
      偏見や感情に惑わされず、論理的かつ公正に情報を分析します。
      例えば、ある主張に対して「その根拠は何か?」、「他に反論はないか?」といった質問をすることで、より深く理解し、適切な判断を下すことができます。
    • 創造的思考:創造的思考は、既存の枠にとらわれず、新しいアイデアや解決策を生み出す方法です。
      発想を広げるために、自由な連想や視点の転換を行います。
      例えば、「これまでにない方法で問題を解決するにはどうすればいいか?」といった問いを立て、様々なアプローチを試みることです。

   

Q&A

   

Q1.好きなこと(テーマ)をやりたいが歳を取りすぎたと感じるがどうすべきか?

A.好きなこと(テーマ)の一部(特定の分野)に焦点を当てて、それをやりたいことにするとよいでしょう。
これはブルーオーシャン戦略とも言えます。

特化して自分だけになるので、「何を今更」といった心の声も出てきません。
他人の意見に左右されなくなり、歳のことは気にならなくなります。

「やらずにはいられない」と感じればよいです。

Q2.やりたいことに時間を割くためのアプローチは?

A.3つを例として挙げます。

  • 会社を辞める:一大決心をして会社を辞めることも一つの方法です。
    この時、リスクをよく理解し計画的に進める必要があります。
  • 意地でもやる(力技):あれこれ考えて、無駄に時間が過ぎていって時間がないと思ってしまう場合は、ただただ行動していく。
    何も考えないでノルマをこなしていく感じです。
  • スケジュールを組んで機械的に進める:経験者のアドバイスや関連の本を読んでスケジュールを組み、計画的に実行していくことです。
    失敗や上手くいかないことに対して悩むよりも、まずは実践してみましょう。
    上記の「意地でもやる」の計画的やる方法になります。

   

Q3. 自分でも分かっているどうにもならない悩みを減らすことはできますか?

A3. 悩みを減らすためには、自分がコントロールできることだけに集中すればよいです。

他人が決めたルールや自然のルールは、直接関与していない自分には変えられません。
「よそ者が、どうにかできる問題ではない」と思えばよいわけです。

それを無理に行おうとすると、現実との摩擦が生じる可能性があります。
自分の人生でなくなり、他人からも不審や不理解を招く可能性もあります。

したがって、自分ができることを見つけて、自分に出来ることをを行っていくしかありません。
成功者と呼ばれる人たちも、自分がコントロールできることに集中しているのではないでしょうか。

自然界や他者が決めたルールの例

  • 企業の経営陣が決めるビジネス戦略や運営方針。
  • 政府や自治体が定める法律や規制。
  • 世界の情勢において、困難な状況に置かれている人々。
  • 自然現象や自然災害。

他にもQ&A系をまとめてあります。

【必見!】世間の否定的な常套句で心がブレないようにする回答文

まとめ

世の中にはあまりにも情報が多く、多くのことを知ることができます。
そのためなのか、ものごとには結果や答えがあると思い、それを行動する判断材料にしてしまいがちです。

それも世の中を上手に渡っていく1つの方法であるから間違いではありません。
しかし、成功が保障されないと何も出来なくなるという可能性もあります。

他にも準備準備と言って何もしない場合もあります。
こういった考えを持ってしまうと、やりたいことを探すのは大変です。

ではどうすればいいのでしょうか。
探すには、それが一番身近で誰にでも出来ることでなければなりません。

それが、好きなこと・知っていることといった内面や経験から見つけることです。
なぜなら、自分が知っていて分かることなので、やり続けることができるからです。

好きなことをやるのに、結果や答え・準備は関係ありません。
好きなことだからやる。
自分がこれだと判断して作ったテーマだからやる。
これだけです。

そして、その好きなこと(テーマ)を他者に伝わるように形にしたら、次は社会に受け入れられるように働きかけます。
このことを職業化といい、その3つが揃って「やりたいこと」になりす。

また、それが人に喜ばれてると実感した時は、天職と感じるかもしれません。

生活面では、自分の関心のある分野に集中し、それ以外の時間やリソースを最小限に抑える生活スタイルを構築していきます。(生活のミニマル化)

理由は、やりたいことを自分の人生の軸にするのが目標だからです。
軸を持つことは、迷いが減少し、余計なことに困惑することなく生きるということにつながります。

世の中には、野球人生とか役者人生とかエンジニア人生という言葉があります。
目指すのは、そのような「〇〇人生」です。

当記事はそのようなライフスタイルの確立を目標にまとめた記事です。

〇〇人生→人生を振り返った時に「〇〇人生だった」と言うことがあります。
同じような意味で「〇〇道」というのもあります。

私の場合

私自身、ブログ記事に書いてある方法で好きなことが、やりたいことになりました。
現在は表現方法の習熟と職業化のへの道のりも見え、やりたいことがハッキリした状態です。
成功を収めたわけではありませんが、心はスッキリしています。

今は、やりたいこと中心のライフスタイルの確立の進行中です。
不要な物をネットで売却して整理するなど、スローペースではありますが、着実に実行しています。

参考

動画1:ミニマリスト種類5つ
書籍1:もっとやりたい仕事がある/池上彰著・監修
書籍2:今までにない職業を作る/甲野善紀著
書籍3:短期間で“よい習慣”が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術/メンタリストDaiGo著
書籍4:認知科学への招待/苫米地英人著
書籍5:すべてを可能にする数学脳のつくり方/苫米地英人著

書籍6:世界一簡単に目標がかなう成功脳の作り方/苫米地英人著
書籍7:自分を劇的に成長させる!PDCAノート/岡村拓郎著

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