「やりたいことが見つからない問題」とは、人生の中で本当にやりたいことが見つけられずに悩んでいる状態のことです。
この問題を抱える人は、何をしたいのか分からず、将来に対して不安や焦りを感じるため、非常につらいです。
どこかで諦められない部分があり、それが人生に直に影響することもあります。
例えば、今やっている仕事に打ち込めなかったりすることです。
その結果、転職を繰り返してしまい、社会的にもうまくいかないです
この問題の主な解決方法としては、下記のなどがあります。
- 興味を持ったことに挑戦してみる。
- 他者のアドバイスを受けること。
- 自己探求を行うこと。
しかし、こういったことで解決しない場合が多いです。
では、誰にでもできる方法がないか。
それは悩んでいる時間に読書をする。
悩んでいる暇があるなら読書をすることです。
たとえ遅読でも自分に合った答えが出るでしょう。
当ブログの管理人の私も読書で、納得できる答えを出すことができました。
多くの著名人が言う、「読書をしていてよかった」は、本当だと思います。
当記事の内容は、やりたいことが見つからない問題を読書で解消することの解説です。
参考にしてください。
- やりたいことが見つからない問題について分かる。
- やりたいことが見つからない問題の解決法。
- 読書について。
やりたいことが見つからない問題
やりたいことが見つからないない。
天職が見つからない。
世の中でよく話題になることです。
これは難しい問題です。
そのやりたいことが、何かをやりたいという衝動だけなので、雲をつかむようなことだからです。
具体的にないのだから、いつまで経っても答えはでません。
そして、問題なのは、そういう考えを持ってしまうと抜け出せないということです。
そして、よくある解決策では、
・今やっている仕事をじっくり腰を据えてやればよい。
・やりたいことの将来性はない、だったら今の仕事に打ち込め。
・今やっている仕事がやりたいことになって、天職になる。
というような思い込みにちかいことを言って、目の前の現実に打ち込ませる方向に誘導することがあります。
強引なので納得できないことでもあります。
それほど、人生をかけてのやりたいことを見つけるのは難しい問題といえます。
多くの人は生活に精一杯です。
その過程でふと「本当にやりたいこと」を思うのかもしれません。
生活には生きる糧が必要です。
そのため、当サイトでは、この『生きる糧』という視点から問題解決を図ろうと思います。
生きる糧
生きる糧とはどんなもので、どのようにやりたいことと関わるのか。
生きる糧とは
人間が生きるためには糧が必要です。
そのために職業に就きます。
逆に職業に就くのは生きる糧を得るためです。
この糧には、「収入」と「生きがい」があります。
収入とは、生きるための食糧や生活費(税金含む)のために必要です。
では生きがいは、どうでしょうか。
生きがい
この「生きがい」とは、人が自分の人生において、
何かしらの目的や意味を見出したことのために努力をし、充実感や喜びを得ることができると感じえることを指します。
しかし、厄介なことに、この生きがいに「やりたいこと」が入っていることです。
そのため、ふと「本当にやりたいことは」と思うのかもしれません
やりたいこととは、自己表現をして世の中に働きかけることです。
働きかけることによって、世の中に役立つように行動することです。
そのため、やりたいことは生きがいに密接に関わります。
しかし、生きがいには、他にもあります。
(生きがいの類似概念には、ウェルビーイング《幸福感》というものがあります)
生きがいの種類
人それぞれの生きがいは異なり、見つけ方や内容もさまざまです。
以下のようなものが挙げられます。
- 仕事:仕事そのものが生きがいになることがあります。
- ボランティア活動:社会貢献を通じて生きがいを見つけること。
- 趣味: 趣味に熱中することで生きがいを感じる。
- 熱中できる活動:何かしらの活動に夢中になること。
- 家族や友人、ペット: 自分にとって大切な存在を大事にすること。
- 使命感を持って世の中に役立つこと:世の中に貢献することに喜びを感じる。(ボランティア活動も含む)
- 学びと成長:新しいことを学び、自分を成長させること。
- 楽しく生活すること:日常を楽しく過ごすこと。
このように、人それぞれが持つ価値観に従って生きがいを見つけられます。
上記は一部の例にすぎません。
普通に生活していれば、生きがいはたくさん見つかるのです。
実際、これらの生きがいの中には、自己表現を通じて世の中に働きかけているものも多くあります。
つまり、やりたいことを自然と行っているのです。
なぜ「やりたいこと」にこだわるのか?
生きがいがいくらでもあるのに、「やりたいこと」で悩むのは、自分が囚われているだけかもしれません。
やりたいこと問題で悩むのは、納得できる答えが見つからないだけです。
シンプルに、「生きがいがあるから、やりたいことなんてなくてもよい」と考えても良いのです。
では、そのように納得できるようになるためには、どうすればよいのでしょうか。
それは、自分の今の枠を超えて、新しい知識を取り入れることです。
視点を変え、視野を広げ、物事をより高い視座から見ることが大切です。
言い換えれば、世界観を変えることが重要なのです。
世界観を変える
世界観を変えるには、「今の自分にとって、あり得ない経験をする」と「読書」があります。
あり得ない経験をする
まず思いつくのは、今の自分にとって、あり得ない経験をすることです。
- 漠然と大都市に行く。
- 漠然と留学する。
- なぜかインドに行く。(未知の世界に行く)
- フィクションのようなことに挑戦する。
このように大胆な行動によって、自分の枠外の経験や体験で知識を得ようとするわけです。
でも、これら上手く行くかもしれないし、自分探しという長い旅になりそうでもあります。
冒険といっていいでしょう。
若い内にできる特権でしょう。
(中年でもできますが、取り返しがつかなくなる可能性もあります)
あり得ない経験の例外は、とんでもないことに遭うことです。
それは、災難事故・病気怪我のことです。
確かに、世界観は劇変しますが、コントロールできないことですし、どうしようもないことなので外します。
読書
ここでは、読書について、良いところ、読む方法、習慣化を順に解説します。
読書について
本は読んだ人専門で書かれた内容でないから、ズバリな答えはありません。
しかし、読んだ人に知識を増やしてくれます。
そして、その知識群により、思考や内省が促進され、いろいろなことに気付きます。
それが新たな視点で視野が広がり、更に視座が高くなるきっかけとなります。
このように、物事の見方が変わった=世界観が変わったことによって、問題が解決する可能性があります。
それは、別の解釈が出来るようになるからです。
感覚的には、今までの心のモヤモヤが消えます。
そして、これから何をやって行けばいいか、見えてくる感じがします。
そして「自分はこういうことをやりたかったのか」「自分はこれでよいんだ」と思います。
このように、分かっただけでも悩みが解決したりもします。
このように読書は期待できるのです。
読書の良いところ
知識が増えてくる(知識群)と、自分に合った答えを出せるかもしれないことです。
そのため、いつ答えが出るかは、個人差があると思います。
でもそうなるためにはいろいろなジャンルの本を読んでいきます。
学生社会人としてやることが物理的に多く、情報過多で精神的にも忙しい現代人です。
そこで、重要になってくるのが読書の習慣化です。
読む
次は、どう読むかになります。
いわゆる読書法です。
読書法はたくさんあります。
しかし、それは後々出来るようになってくればよいかなと思います。
まずは読むことです。
そして、やりたいことに悩んでる時間は読書をすることです。
悩んでいる時間も無くなるので一石二鳥です。
分からないことをいくら考えても分からないのだから悩むのです。
だから時間の無駄です。
むしろ読書の習慣化で悩む方がよいです。
習慣化
そうなると最初にやることは、読書を習慣化させるためのきっかけ作りです。
下記のようなことを、自分の生活にとけ込ませます。
- 数冊積読しておく。
いずれは内容も読むように誘導できるかもしれないです。 - 文庫本か新書。
常に一冊持って行く。 - オーディオブックから始める。
それでも、上記のようなことが切っ掛けで読むようになればよいのですが、中々そうもいきません。
したがったて、ここは「if-then プランニング」で読書を習慣化していきます。
「もし〜ならば(If)、私は〜をする(Then)」というルールを作り、自分自身を動機付ける方法です。
例として、「帰宅した時に、10分読書する」といった事です。
習慣化の確認
56日以上続けば習慣化する可能性があるという「習慣のマジックナンバー4」という概念があります。
それに倣って、1日10分でもよいので読書を56日以上続けることです。
そして「読書しない自分はあり得ない」と思えるようになったら習慣化した可能性があります。
3つのポイント
読書が習慣化しても、すぐに納得できる答えが出るかは分かりません。
しかし、以下の3つのポイントを意識することで、答えが少しでも早く見つかる可能性があります。
- やりたいことの確認:今現在やりたいことがあるかどうかを確認します。
過去にやりたいことがあったか、やりたいことがあるのかどうかを振り返ることが重要です。 - 肯定すること:やりたいことが過去にできなかった場合は、それを肯定することです。
肯定とは、「あの時の選択は、あれはあれで良かった」ということで、それを本当にそう思えることです。 - 行動:やりたかったことを知った後、確認という意味で、それを始めることが重要です。
または、やりたかったことを昔のこととして受け入れ、他の生きがいを探すことも大切です。
やりたいことがなかった場合でも、問題ありません。
身近なところから生きがいを見つけたり、感じたりすることでよいのです。
関連記事:読書で自己表現を見つける|本が教えてくれる創造力の引き出し方
まとめ
やりたいことに囚われると開放されるのはいつの日かと思うくらい長い時を感じます。
目に見えない鎖で縛られて身動きが取れません。
身動きができないので、つまらない景色しかみえません。
同じ景色しか見えないので、よりやりたいことに期待して、更にやりたいこと探しに囚われてしまいます。
でもその鎖は、固定観念というもに縛られた状態を表しているだけで、最終的には自分でしか外せません。
その外す1つの方法が読書というわけです。
読書のススメのようになってしまいましたが、やりたいことが見つからない問題は読書で解決できるということです。
参考書籍:短期間で「よい習慣」が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術|メンタリストDaiGo著
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