こころがブレないようにする4つのこと

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社会に出ると、やりたいことがあっても、
そのことのマイナス面をいろいろ言われたり聞いたりします。
そのため、たとえ好きなことでも否定的に思えてしまう場合があります。

「十年後には飽きてしまわないか」といったことを見聞きしただけで、心がぐらつきます。
実際のところ、これらは今必要ないことです。

対策の一つとして、こういったことで行動できなくなるのを防ぎ、
一歩でも前進するために、自分を迷わすことの回答を用意しておくことです。

当記事では、迷わすこととその回答を空間系・時間系・精神系・肉体系と、
カテゴリー分けして回答例として用意しました。

そして、これら例を参考にして、自分を迷わすことの回答を作っていってください。
作ったそれを読み返して、自分に言い聞かせるのです。
結果、自分を納得させ、自分でそう思えるようにできればいいわけです。

これは地味ですが心がブレないようにしていくことにもつながります。

目次

回答集

文章だけでも「そう思える、そうとしか思えない」と誘導するような文章を作ります。
しっくりするまで何回もリライトします。

文体は、どのような形でもかまいません。
説明文体、記述文体、議論文体、物語文体、詩的文体、フォーマル文体、ジュアル文体といくつかの種類があります。

自分自身がその文章に共感できる文体にすればよいと思います。

  • 説明文体: 事実や概念の説明や解説・指示のために事実や情報を明確に伝えるスタイル。
  • 記述文体: 読者に対象の感触や雰囲気を味わわせるために、絵画的で詳細な描写を使い、対象の外観や特徴を伝えるスタイル。
  • 議論文体: 主張、根拠、論証が含まれ、説得力を持たせるために、特定の立場や意見を強調し、読者を納得させるスタイル。
  • 物語文体: 読者に興味を引くようにするために、時系列で展開し物語やストーリーを語り、登場人物や出来事に焦点を当てるスタイル。
  • 詩的文体: 言葉を比喩や抽象的な響きやリズムで強調させて、感情やイメージを表現するスタイル
  • フォーマル文体: ビジネス文書や学術論文など、正式な場で使用される公式で堅苦しい表現を用い、敬意を示すスタイル。
  • カジュアル文体: 非公式でリラックスしたくだけた表現を使い、日常会話や友達とのコミュニケーションに使われるスタイル。

カテゴリーは、空間を感じる空間系・時間を感じる時間系・精神的なことは精神系・肉体感のあるものは肉体系です。

空間系

例1:まだ何処かに本当にやりたいことがある

同じようなことで、一生のやりたいことを見つけるということがあります。
両方とも正直言って見つからないです。

今の自分の中にある好みや趣味を一旦置いておいて、
どこかにあるかもしれないものを見つけようとすることは難しいということです。

こういった状況に翻弄されることは、自分を苦しめるだけです。

無いということをしっかりと受け入れましょう。
そして、今自分が持っている好みや趣味から、やりたいことを見つけていく方が良いでしょう。

精神系

例1:好きな事か、得意や特技か

好きなことを選ぶことをおすすめします。

なぜなら、自分の興味や情熱が向いていることは、
やり続ける上でのモチベーションを保ちやすいからです。

得意なことも、自分が自覚的にそう感じることだけなので、
どちらを選んでも結果的には同じ方向に向かう可能性があります。

一方で「特技」は、他人よりも優れていることを基準に選ぶ要素であり、
成功に向けて有利な側面を持つかもしれません。

しかし、これも同じと思ってよいです。
それは優れているから有利で良い結果につながる。成功に繋がる。
そのように上手くいくと自分でそのように思っている節があるからです。

したがって、自分の心からの思いや興味が強いのであれば、
まずは「好きなこと」を選んで取り組んでみることが大切です。

その方が、モチベーションを高く保ちながら進むことができるでしょう。

例2:そうはいっても

現在の自分に満足できないと、改善方法を模索しようとすることは理解できます。

しかし、新しい方法に挑戦する前に、つい「そうはいっても」という否定的な声が頭に浮かんでくることがあります。それから、その後に続く問答は、本質から逸れた方向への迷走とも言えるでしょう。

まさに行き場のない旅路、目的地のない冒険です。

したがって、何かやろうとして「そうはいっても」が浮かんできたら、何もしないことです。

「そうはいっても」を言ってしまったら、「この行動は意味にないことだ」というお知らせ来たと思いましょう。

そして、この新しい方法に挑戦する話はなかったことにして、このことは終わりです。

これから始まる問答という時間の浪費をここでストップさせます。

そして、その直後に自分の長所を見つけてのばす努力の方を行いましょう。

しかし、「そうはいっても」が出てこないで、新しい方法に挑戦しいた場合は、
そのまま取り組むことが大切です。何のブレもなく行動できるなら正解でしょう。

例3:好きなことをやって生きていけるほど、世の中甘くない

「好きなことをやって生きていけるほど、世の中甘くない」という言葉をよく聞きます。

これは良心的な忠告かもしれませんが、一度でも聞いてしまうと、その影響は長続きし、心がブレます。

このような言葉に影響を受けてしまった場合、回復にはかなりの知識と時間が必要かもしれません。
時間は有限で貴重ですし、未来の出来事を心配することは得るものがありません。

「甘くない」と判断するには、実際にその経験がないと分かりません。
したがって、このような意見を真に受ける必要はありませんし、無視しても問題ありません。
未来を予測するよりも、好きなことからやりたいことに向かって進んでいくことが大切です。

例4:趣味が仕事(職業)になると楽しめなくなる

良心的な忠告かもしれませんが、この言葉に影響を受けてしまうと不安を抱くことがあります。
この影響から回復するには、かなりの知識と時間が必要かもしれません。
これは大変な労力です。

したがって、まだ起きていない出来事を心配することは無意味です。

「楽しめない」という判断は、実際に経験してみないと分からないことです。
未来のことを予測するのではなく、今の瞬間に集中することが大切です。

今更やったところで···あの人の方が上手だ···何で自分は···

これは、過去を思い出し「今更やったところで・・・」と思った時、
同じ好きなことで行動している人を見て「あの人方が上手だ」と思ってしまった時、
更にトップの人達を見て「何で自分は・・・」と思ってしまった時、
このようにブレを感じてしまった場合です。

比べるからいけないのです。比べようもないことをやっていけばよいのです。

やることは自分の好きなことに何かプラスしていけばよいのです。

プラスとは「こだわり」です。

こだわったことが独自の発想なら、他人が真似できない発想になります。

この独自の発想は、他者と比較しようがないものなのだから、心もブレようがないです。

それが上手く表現できれば第一人者になれます。

しかし、独りよがりにならないように、誰が見ても分かるように表現します。
そして、それを世の中で役立つように働きかけます。

つまり職業として成り立たせます。これは新しい職業を作るということになります。

時間系

例1:(やりたいこと)十年後には飽きてしまわないか

十年後飽きたら飽きたで、休業するか辞めればよいです。
ただ今やるか、やらないかの判断材料にはならないです。
なぜなら、今は飽きていないからです。

大体こういうことは、他人の詰まらない何の責任のない一言です。
無理にこの意見に囚われる必要はありません。

何かしら根拠で言いまくろうとしてくる輩もいるでしょう。
でも自分自身にどう当てはまるのか不明で、確かな根拠もありません。。
これから先が分かる人なんていないのだから、話に付き合っても無駄以外ないです。

未来の出来事は誰にも予測できません。
それでやりたいことをやめるなんて馬鹿げています。

だからこそ、自分のやりたいことに集中することが大切です。
他人の意見や予測に振り回されず、自分の信念に従って進むことが大切です。

例2:これから何十年も好きな事をやっていくのか

「何かあるかもしれない」と言いたげな謎めいた忠告です。
このようなことを聞いても無視して構いません。
何も起きていないことには答えられないからです。
問題集がないから答えられないのと同じです。

したがって、問題の予兆があった時に考えればよいだけです。

例3:何でもよいから、やみくもにやっていればやりたいことになる

このアプローチは、やりたいことに特定の拘りがない人に向いています。

一方で、やりたいことが悩みの種になっている人は、この考え方に対して心の中で違和感を感じるかもしれません。 この違和感は、自分の興味がないことを無理にやるよう求められているように感じるためです。

そのため、こうしたアプローチはその人にとっては強制的で、やりたいことにはつながらない可能性があります。
こういったことは、絶対視しないことです。

例4:今やっていることを一生懸命やっていればやりたい事になる

もし、現在行っていること(仕事など)を自分で選択した結果であるのなら、その選択は問題ありません。
たとえそれが社会の状況に影響された結果であっても同様です。

重要なのは、自分自身でその選択を意識的に行ったことです。
このような意識があるならば、自分が自らの人生をコントロールしていることを示しています。
したがって、今行っていることが、将来的には本当にやりたいことになる可能性もあります。

しかし、意志もなく周囲に流されている場合はどうでしょうか。
意志がないため、そのまま流れに身を任せている場所(今やっていること、職業など)は、本当のやりたいことにはつながりにくいかもしれません。

このような場合、自分で意識的な選択を行い、主体的な行動を取ることが重要です。
自分の内なる欲求や関心を見つめ直すのが先でしょう。

例5:人生100年で興味を持ち続けられることを探す必要などあるのか

自分が100年生きられる保証はないです。

いきなり、とんでもない事故や、災難にあうかもしれません。

または、怪我病気で生きるか死ぬかになるかもしれません。

そのようなことになった場合、必ず「なぜ、今まで行動しなかった」とか
「今を楽しむことができなかった」といろいろと考えるはずです。

したがって例5の質問の類いは聞いても無駄です。

馬鹿な質問なのです。無視しましょう。

したがって、シンプルに今興味を持っていることに挑戦すればよいです。

100年後なんかも考えなくてよいです。

肉体系

例1:歳を取ってしまった 

やりたいことをやる期間を10年単位で考えます。

40歳なら10年後はまだ50歳。

50歳の10年後は60歳でまだまだ現役と言い聞かせる。

いや、これからは人生100年時代と言われるのだから、

60歳の10年後の70歳は、まだまだ現役と言い聞かせる。
「10年は短い。でも長くも感じる。だから何かやるには十分だ」と考えます。

ましてや、30歳なら10年後はまだ40歳。

ぜんぜんいけます。

20歳なら10年後はまだ30歳。何だってできます。

おわりに

世間にはこのような定型的な常套句が多く存在します。

これらの話題で盛り上がることもあるでしょう。

これら常套句は一般常識の形で訴えるため、聞いた後に心がぐらつくことがあります。

この時の心や体の状態によって、自身のやりたいことへの意欲にブレーキがかかることもあります。

そのため、このような状況に備えて、各常套句に対する自分なりの答えを用意しておくことは重要です。

個人によって納得できる内容は異なるかもしれませんが、心に負担をかけないようなポジティブなアプローチを選ぶことが大切です。

自分自身にとってプラスの影響をもたらす内容を考えることで、心の動揺を軽減することができるでしょう。

今後も例を書いていきますので読んでください。

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