趣味で始めるバードウォッチング｜ガイド

バードウォッチングは自然を楽しむための素晴らしい趣味の一つです。

鳥たちの美しい姿やさまざまな行動を観察することで、心が癒され、自然の豊かさを実感することができます。

当記事では、基本から始めて、楽しみ方やコミュニティ参加についてや、ウォッチングによる効果やメリットについても解説していきます。

バードウォッチングに興味を持っている方やこれから始めようと考えている方にとって、当記事が一助となることを願っています。

鳥という身近な存在を通して自然界の美しさや生命の営みを観察することで、心が豊かになり、日常の喧騒から離れる癒しを得ることができるでしょう。

バードウォッチングとは

• バードウォッチング：鳥を観察することを目的とした趣味です。
  自然界に生息するさまざまな鳥の姿や行動を観察し、その生態や生活環境を学ぶことができます。
  
  バードウォッチングは、鳥の種類や数量、生息地の変化などを記録することも含まれ、科学的な観点からも重要視されています。
• 魅力：自然との密接な関わりを通じて得られる心の安らぎや癒しにあります。
  鳥たちの美しい羽色や翼の羽ばたき、さまざまな鳴き声など、自然界の息吹を肌で感じることができます。
  
  また、鳥の行動や生息地の観察を通じて、生態系のつながりや環境の重要性を理解することもできます。
• 基本ルール：バードウォッチングを楽しむ上で重要なのが、バードウォッチングの基本ルールを守ることです。
  鳥たちの生息地や繁殖地を守るためにも、無理な接近や騒音を避けることが必要です。
  騒がしい音や大きな動きは周囲の鳥を威嚇してしまうため、できるだけ静かに行動しましょう。
  
  また、観察中には周囲の自然環境に配慮し、ゴミを持ち帰ったり、生息地に損傷を与えないよう心がけましょう。このようにして、野生の鳥たちに与える影響を最小限に抑えるための行動を心がけます。

　　

準備

• 必要な道具と装備：バードウォッチングを楽しむためには、いくつかの基本的な道具や装備が必要です。
  双眼鏡や望遠レンズ付きカメラ、野鳥図鑑などが代表的なものです。
  
  また、快適な服装や適切な装備が必要です。季節や天候に応じて適切な服装を選び、防水の靴や帽子、日焼け止めなどのアクセサリーも忘れずに持参しましょう。
• 安全面のこと：バードウォッチング中には安全面にも注意が必要です。
  特に自然の中や山岳地帯などの野外で観察を行う際には、転倒や怪我、天候の急変に備えて適切な装備や対策を心がけましょう。
  
  また、未舗装の道や急斜面などでの移動には注意し、万が一の際には安全な場所に避難することが大切です。

　　

ウォッチングスポット

• 初心者向けのウォッチングスポット：バードウォッチングを始めるには身近な場所からです。
  先ずは、庭やベランダ、通勤通学コースで観察するのが良いでしょう。
  
  また、野鳥図鑑やオンラインの情報を活用して、観察対象の鳥の特徴や生態について学ぶことも重要です。
• 最適な季節や時間帯：バードウォッチングを行う最適な季節や時間帯は季節や地域によって異なります。
  
  一般的に、鳥たちは朝早くや夕方に活動が活発になることが多いです。
  春や秋の渡りの時期は特に多くの種類の鳥を観察することができるため、バードウォッチングに最適な時期と言えます。
• おすすめのウォッチングスポット：自然公園や野生動物保護区、湿地帯、山岳地帯など多岐にわたります。
  これらの場所は豊富な鳥の生息地であり、多種多様な鳥たちを観察することができます。
  
  また、季節ごとに鳥の生息地や渡りの経路が変化します。
  特定の季節には特定の鳥が集まる場所がありますので、その季節に合わせて観察ポイントを訪れることで、多くの鳥たちを観察することができます。
• バードウォッチングで見られる代表的な鳥の種類：代表的な鳥としては、スズメ、ムクドリ、シジュウカラ、ヒヨドリ、カラスです。これらの鳥は一般的な都市部で見られます。また地方によっては、サギやカモが見られます。
  
  野生では、オオハシ、カワウ、タンチョウ、オジロワシなど鳥までさまざまです。
  観察地の環境や季節によって異なるため、様々な鳥の姿を楽しむことができます。

日常の中で見る野鳥カモ

バードウォッチングの楽しみ方

その一部を紹介します。

• バードウォッチングの記録：バードウォッチングを行う際には、観察した鳥の種類や数量、行動などを記録することが大切です。
  野鳥図鑑や記録帳を用意し、観察した鳥の特徴や生息地、観察した日時などを記録しましょう。
  これにより、自分の観察記録を振り返ることができるだけでなく、バードウォッチングの科学的なデータ収集にも貢献することができます。
• バードウォッチングのコミュニティと活動：バードウォッチングを楽しむ上で、コミュニティへの参加やさまざまな活動に参加することがあります。
• オンラインフォーラムと情報交換：インターネット上には、バードウォッチングに関するさまざまな情報が共有されているオンラインフォーラムやSNSグループがあります。
  こうした場所で他のバードウォッチャーと情報交換をすることで、新たな観察スポットや珍しい鳥の情報を得ることができます。
• バードウォッチングツアーの参加：バードウォッチングツアーに参加することで、専門家や経験豊富なガイドの案内のもと、鳥たちの生息地を訪れることができます。
  また、ツアー参加者同士での情報交換や交流も楽しめます。
• 地元のバードウォッチンググループへの参加：地元のバードウォッチンググループに参加することで、地域の鳥の生息地や観察スポットを共有し、一緒に観察を楽しむことができます。
  また、グループでの定期的なイベントや活動に参加することで、より深くバードウォッチングの世界に入り込むことができます。

　　

バードウォッチングのメリット

バードウォッチングにはさまざまな効果とメリットがあります。

• 自然との触れ合い：バードウォッチングを通じて、自然の中で静かに鳥たちの姿を観察することで、心身のリフレッシュやストレス解消が期待できます。
  自然の中での静寂と美しさに触れることで、日常の喧騒から解放されます。日常でも、都市に溶け込んでいる野鳥を見ると和むことがあります。
• 健康効果：バードウォッチングは、リラックス効果だけでなく、運動不足の解消や、健康に対する様々な効果が期待されています。
  自然の中での散歩やトレッキングを通じて、心身ともに健康をサポートすることができます。
• 環境保護への意識向上：バードウォッチングを通じて、自然環境や野生動物の保護に関心を持つことができます。自然の美しさや生態系の脆さを目の当たりにすることで、環境保護への取り組みや持続可能な生活への取り組みに興味を持つきっかけになるかもしれません。

　　

Q&A

Q：バードウォッチングの際に役立つアプリやウェブサイトはありますか？

A：バードウォッチングを支援するための多くのアプリやウェブサイトがあります。
例えば、鳥の鳴き声を聞き分けるためのスマホアプリや、観察スポットや鳥の生息地を紹介するウェブサイトなどがあります。
これらのツールを活用することで、より効率的にバードウォッチングを楽しむことができます。

• アプリ：Song Sleuth（ソングスルース）など。
• ウェブサイト：公益財団法人 日本野鳥の会　https://www.wbsj.org

　　

まとめ

バードウォッチングは、自然との触れ合いを通じて心身のリフレッシュや健康促進、そして環境保護意識の向上にもつながる素晴らしい趣味です。

私の場合は、たまに珍しい鳥を発見するとしばらくウォッチングする程度ですが、田んぼに降り立った大型のサギを発見すると見入っています。

初心者から上級者まで、誰もが楽しめるバードウォッチングの世界にぜひ足を踏み入れてみてください。

参考サイト

公益財団法人 日本野鳥の会：https://www.wbsj.org