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人生の後半になり、「自分はこれがやりたかったのか」というものが偶然見つかりました。「何をいまさら」と思いながらフリーランスを目指します。趣味は、武術の形の鍛錬とやりたいことを含めたライフスタイルを考察することです。
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やりたいことを見つける読書習慣|視点を増やす読み方と始め方を解説

本と机

やりたいことを見つけたいのに、何から始めればよいか分からない。
そんなときに役立つのが読書です。

読書というと、知識を増やしたり、正解を探したりするものだと思われがちです。しかし実際には、読書の価値はそれだけではありません。
本を読むことで、自分にはなかった視点や価値観に触れ、物事の見方を広げることができます。

視点が増えると、自分の中にある興味や違和感、理想や価値観が少しずつ言葉になっていきます。その積み重ねが、「やりたいこと」や「自分らしい表現」に気づくきっかけになります。

本記事では、読書を「答えを探すためのもの」ではなく、「視点を増やすためのもの」として捉え、何を読めばよいのか、どう読めばよいのか、どう習慣化すればよいのかをステップ形式で解説します。

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読書について

読書にはさまざまな側面があります。まずは何を読むかを考え、内容の理解は無理をせず自然に任せます。そして、多読を意識しながら読書を習慣化していきます。習慣化はとても重要で、「読書しない自分は、不自然だ、考えられない」と感じられるようになれば、ひとつの目安といえます。

これらのポイントを、ステップ形式で解説していきます。

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読書とは

読書は個人の成長や娯楽、学習の手段として幅広い役割があります。そして、新しい視点を得たり、内面を見つめ直すきっかけを作ることができます。語彙力や表現力の向上にもつながり、自身の考えや感情を的確に言語化する力を養います。この言語化は、やりたいことや自己表現の方法を見つける手助けにもなります。

著名人が「人生を変えてくれた本」として特定の本を勧めることがありますが、不特定多数を対象に「ズバリこれが人生を変える本」と断言するのは難しいものです。それでも、どんな本にも新しい視点や、その本独自の見方が書かれているため、ただ読むだけでも自然と内省を促され、いろいろなことに気づくきっかけになります。

STEP

何を読むか

まずは、興味や関心がある分野の入門書や、著者の体験で書かれたエッセイ・自伝などがおすすめです。他にも、読書について語られている読書本もよいかと思います。また、多くの人に読まれているベストセラー本は、社会の価値観や悩みに触れられるため、視野を広げる助けになります。
各ジャンルの特徴もまとめてみましたので、参考にしてください。

読書本

読書に慣れていない場合は、「読書そのものについて書かれた本」から始めるのもおすすめです。

以下にいくつかの例を挙げます。

📖『本を読む本』
 読書の方法や、本を効果的に読むための技術が学べる名著です。

📖『読書について』(ショーペンハウアー)
 哲学的な視点で、読書の価値や本との向き合い方を考えさせられる一冊です。

📖『読書する人だけがたどり着ける場所』(SB新書)
 読書を通じて得られる新たな視点や可能性について書かれた、初心者にも読みやすい本です。

本の各ジャンル

書籍には様々なジャンルがあります。

メインジャンルサブジャンル
フィクション(文学・小説・漫画)一般小説、ミステリー、SF・ファンタジー、ロマンス、歴史小説、サスペンス、詩)※詩は異論があるかもしれません。
ノンフィクションエッセイ、自伝・伝記、歴史・政治、科学・自然、ビジネス・経済、心理学、自己啓発
参考図書辞書・百科事典、マニュアル・ハンドブック、習い事などの教書
芸術・美術絵画・彫刻、音楽、演劇・映画
宗教・哲学宗教書、哲学書
子供向け絵本、幼児向け図書、ヤングアダルト小説
学術図書専門分野の教科書、研究書・論文集
新聞・雑誌日刊紙、週刊誌、専門誌
書籍ジャンル

各ジャンルの特徴

得られるものや詳細は以下のようになります。

ジャンル得られるもの詳細
フィクション想像力小説や物語などは、人の気持ちや心の動きを知るのにとてもよい本です。登場人物の気持ちに共感したり、自分と重ね合わせたりすることで、自分の心についても少しずつわかるようになります。
また、自分とは違う世界の物語を読むことで、いろいろな見方や考え方が分かり、自分の表現の幅を広げるために役立ちます。
ノンフィクション学びノンフィクションは、実際にあったことや本当の話にもとづいた本です。自己啓発、伝記、エッセイなどを読むことで、人の体験や大切な教えを知ることができます。そうした本から学んだことは、自分の考えや気持ちを表すヒントにもなります。
現実の出来事を通して、自分の考え方や大事にしていることを見直し、それを人に伝える力を育てることができます。
参考図書知識とスキル参考図書は、知識をわかりやすく整理したり、何かを学ぶときに役立つ本です。辞書や百科事典は、言葉の意味や事実を調べるときに使える、信頼できる情報がのっています。そうした本を使うことで、自分の考えを人に伝えるときに、正しい言葉や説得力のある表現ができるようになります。
また、マニュアルやハンドブックのような本は、やり方をわかりやすく説明してくれるので、実際に何かを練習したり上達したいときに便利です。習い事のテキストや教本も、趣味や専門分野の知識を深めたり、自分の表現の幅を広げるために役立ちます。
芸術・美術インスピレーション芸術や美術に関する本は、絵や彫刻、音楽、演劇や映画などについて知ることができる本です。こうした本を読むと、創造力が刺激され、自分の感性も育っていきます。
芸術についての知識が深まると、自分の表現にも活かせるようになります。たとえば、色づかいや音のイメージ、動きや演出など、いろいろな形で表現に取り入れることができるようになります。
宗教・哲学深い思索宗教や哲学に関する本は、人の心や生き方、善悪について深く考えるきっかけを与えてくれます。こうした本を読むことで、考えや価値観を見つめ直し、人生や自分自身について考えるようになります。
宗教の本は、目に見えないものや心のあり方についてスピリチュアルな視点から考える手助けをしてくれます。
一方、哲学の本は、物事を筋道立てて深く考える方法を教えてくれます。
どちらの本も、自己表現に「意味」や「想い」を込めるヒントになります。
子供向け豊かな想像力子供向けの書籍は、成長期の想像力や感性を育む重要な媒体です。これらの書籍は、シンプルで理解しやすいストーリーやイラストを通じて、子供たちの創造力や共感力を刺激します。
また、ヤングアダルト小説は、若い読者が自己を見つめ、他者との関係性を築く上での影響を与えます。子供の頃に培った想像力や感受性は、大人になってからの自己表現にも影響を与え続けます。
学術図書専門知識学術図書は、ある分野について深く学ぶための本です。専門書や研究の本を読むことで、物事を分析したり、筋道を立てて考えたりする力が身につきます。これによって、難しいテーマについてもしっかり理解できるようになります。
こうした専門的な知識は、自分自身の意見を伝えるときにも役に立ちます。説得力のある言い方ができるようになったり、専門的な場面でも自信を持って発言できるようになります。
また、自分の考えにしっかりとした根拠を持たせることで、表現をより確かなものにしてくれます。
新聞・雑誌最新情報新聞や雑誌は、今のニュースや話題、いろいろな分野の情報を知るのに役立つ読みものです。
毎日出る新聞や週刊誌では、社会で今起きていることや、気になる問題についての情報を得ることができます。
そうした情報を知ることで、今の社会に合った発言ができるようになります。
また、月刊専門誌などは特定の分野に特化した情報を提供し、自分の興味や関心に関連する知識を深めるのに役立ちます。
各ジャンルの特徴一覧
STEP

理解は自然に任せる

読み始めて分からない部分があっても、無理に理解しようとせず、そのまま読み進めましょう。無理をしても、分からないものは分かりません。イライラせず、流れに身を任せるように読み続けることが大切です。

読書を続けていると、ある日突然「そういうことか!」と腑に落ちる瞬間が訪れ、新たな視点を得られます。これは、読書をしていくことで起こる変化です。

具体例

多くの本を読むことで、さまざまな考え方や見方に触れることができます。その結果、最初に読んだときには理解できなかった内容も、あとから少しずつ分かるようになります。

たとえば、最初に読んだ本の内容が30%ほどしか理解できなかったとしても、その後に別の本を読むことで、「あのときの話はこういう意味だったのか」と気づき、理解が深まることがあります。

このように、読書を重ねることで理解は後から追いつき、以前は難しいと感じていた内容も納得できるようになっていきます。

STEP

多読を意識する

とりあえず今は一冊を無理に理解しようとせず、多読を意識します。分からない部分があっても気にせず読み進め、読み終えたら次の本へ移ります。理解は後から自然についてきます。

ここでの多読とは、1冊を完璧に理解することにこだわらず、たくさんの本を読むことです。

多読になれてきたら様々な読み方を試してみましょう。読書には、さまざまな読み方のスタイルがあります。

多読以外の読書方法

読み方特徴
黙読声に出さずに読むこと。現代人ではあたり前の読み方です。集中して読む際に適しています。
通読始めから終わりまで読み通すこと。全体像を把握するための読み方です。
熟読じっくりと内容を噛み締めながら読むこと。深い理解を得たい時に適しています。
速読短時間で多くの情報を把握する読み方です。読書していくに従って身につくスキルといえます。技術としてありますが、難しい内容の本をいきなり読んで理解するといったスキルではないです。
再読同じ本を何度も読むこと。理解を深め、記憶に定着させるために有効です。
積読本を読むことなく積んでおく状態。後で必要な時に参照できるため、無駄ではありません。しかし、「読まないと」というストレスが溜まったり、本の保管場所が必要になってきます。
素読声に出して読むこと。文章のリズムや構造を体感することができます。歴史的には暗記やリズムを重視して教育に用いられました。現代でも、音読による内容の理解や記憶の定着で活用されています。内容の理解が必ずしも求められない段階でも、反復して音読することで、次第に内容が自然に理解できるようになるとされています。
各読書法
STEP

習慣化

読書は習慣化することによって効果が向上します。

習慣化には、個人個人に合わせる「生活に溶け込ませる」方法と、「If-Thenプランニング」というテクニックで行う方法があります。さらに長時間読むことを狙う場合は、「スモール・ステップ」という強化方法を使います。

📖 生活に溶け込ませる

以下のような方法で習慣化をねらいます。

  1. 一冊を持ち歩き:どこへ行くにも文庫や新書一冊を持ち歩き、少しずつ読む。移動中や待ち時間を活用し、気軽に読書を楽しむことができます。
  2. 積読: 本を見えるところに置き、背表紙を見えるようにして読む気を誘う。視界に本があることで、自然と読書への意欲が高まります。
  3. 風呂や車内を読書空間にする:リラックスできる空間で読書を楽しむことで、負担なく本の内容に集中できます。
  4. スキマ時間を使う:通勤時間や待ち時間を有効活用し、短時間でも継続的に読書を行うことができます。
  5. 読書の環境を整える:静かで集中できる環境を整え、読書に没頭できる時間を確保します。
  6. とにかく1冊読了する:この読了の心地よさが次の本を読むきっかけになる。

また6のレベルアップ版として、意地でも分厚い500ページ位の本を読むことにも挑戦してみましょう。ただ、これは読書が苦痛になってしまう可能性があるため、自分にとって関心のない内容や興味のない本は避けます。
これは「毒薬変じて薬となる」ということわざがあるように、挑戦する価値はあります。なぜなら、困難な本を読み切ることで得られる妙な自信が次への意欲をより高め、読書習慣を身につけるきっかけになることがあるからです。

  

📖 If-Thenプランニング

これは、自動的に行動を習慣化させるための手法です。
自分自身に「もし〜ならば、私は〜をする」というルールを設定することで、行動の動機付けを行います。具体的な行動計画を立てることで、目標達成への道筋が明確になり、自己効力感を高める効果があります。読書時間の確保にも非常に有効なテクニックです。

読書の場合は

  • 例1:用事が済んで車の座席に座ったら、5分間の読書をする。これは一日に何回か繰り返すことができます。
  • 例2:朝、昼、夕方、就寝前など、決まった時間に読書する。
  • 例3:帰宅したら10分読む。

📖 強化方法|スモール・ステップ

大きな目標(やりたいこと)を小さなタスクに分割し、そのタスクを順番にこなしていくことで、目標を実現していきます。
スモールステップは、小さなタスクから始めるので、確実に前進します。達成感を得ることも容易で、次に進む勇気や自信も生まれる効果もあります。この効果が、大きな目標に直面した時の不安や恐れを和らげることができます。

読書の場合は

  • 本を開くだけ→一日1分読む→一日5分読む→一日10分読む→一日の読書時間を長くしていく
  • 本を開くだけ→一日5ページ→一日5ページ読む→一日7ページ読む→一日のページ数を増やしていく

このようにステップアップして、読む時間・ページ数を増やしていきます。

STEP

習慣化の目安(期間・状態)

最終的に、「読書しない自分は不自然だ、考えられない」と感じ始めたら、習慣化は成功です。
巷には「100日英語」や「100日〇〇」「3か月〇〇」といったタイトルの本が多く見られます。これは、基礎を身につけるために必要な期間としてよりも、習慣化を狙っているかもしれません。約100日前後がその目安とされているということです。
実際に、これに近い考え方として「習慣のマジックナンバー4」があります。

習慣のマジックナンバー4

これは、やりたいことを「週4回以上のペースで8週間続ける」と、習慣化しやすいという考え方です。
週4回以上のペースとは、例えば120分の筋トレを1回で行うよりも、30分を4回に分けて行う方が効果的である、という考え方です。

また、ロンドン大学が96人の学生を対象に行った調査では、行動内容にもよりますが、50〜60日程度で習慣化しやすくなることが示されています。
これを読書に当てはめると、「習慣のマジックナンバー4」に従い、約56日以上続けることで、読書が習慣として定着する可能性が高まります。

具体的には、例えば週20分×4回の読書や、空いた時間を活用して毎日10〜15分程度の読書を8週間続けることが挙げられます。

以上で解説は終了です。

Q&A

どうしても習慣にできない場合はどうすればよいですか?

読書を習慣化するためには、無理なく始められるステップを取り入れるのが効果的です。嫌になってしまうと、習慣化は続きません。

例えば、「帰宅したら本を開くだけ→1分読む→5分読む→10分読む→たまに30分以上読む」といった具合に、徐々にステップアップしてみましょう。これは上記で挙げた「スモールステップ」という技法です

「読書よりも体を使って経験を積むべきだ」という意見はどうですか?

「読書よりも体を使って経験を積むべきだ」、「本は読まなくてよい」という意見を聞くことがあります。それを得意げに他者に言う人もいます。

読書を通じて得られる知識や視点は、直接の体験と同様に豊かであり、それ以上に有益です。読書も一つの経験であり、独立した「読書経験」というものです。

読書の利点として、幅広い知識や多様な視点を短時間で得られることが挙げられます。また、実体験を補完し、さらなる理解を深める手助けともなります。
たとえ誰かが「読書は不要」や「本は読まない」と言っても、その人の意見が自分にとって最良の選択とは限りません。多くの成功者や専門家も読書の価値を認めていることから、読書は自己成長やスキル向上に欠かせない要素です。

重要なのは、読書と体験のどちらか一方に偏るのではなく、両方をバランスよく取り入れることです。
他人の意見に左右されず、「そういう意見もあるけど、自分は読書を続けよう」と、自分のスタイルを尊重することが大切です。

まとめ

読書は「答え」以外にも「視点」を増やす

ここまで、読書の考え方から始まり、何を読むか、理解との向き合い方、多読、そして習慣化までをステップ形式で解説してきました。

読書をしても、すぐに明確な答えが得られるとは限りません。
それでも、新しい視点や考え方に触れることで、自分自身の内面を見つめ直すきっかけになります。そうした積み重ねが、これまで気づけなかったことや価値観が少しずつ見えてきます。

重要なのは、完璧に理解しようとすることではなく、まず読むことです。多くの本に触れ、それを習慣にすることで、思考は自然と深まっていきます。

要点

  • 読書は「答えを探すもの」であり、同時に視点を増やすためのものでもある
  • 視点が増えることで、やりたいことや新しい価値観が徐々に見えてくる
  • 何を読むかは、興味のある分野や伝記、ベストセラーからでもよい
  • 読書は最初から理解できなくてよく、理解は後から自然についてくる
  • 多読によって多くの視点に触れることで、理解と自己理解が深まる
  • 読書は習慣化することで、これらの気づきや変化が積み重なりやすくなる

参考

短期間で〝よい習慣〟が身につき、人生が思い通りになる!|メンタリストDaiGo著|ゴマブックス株式会社

  

本と机

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