スマートフォン用の撮影用グリップを選ぶとき、「片手でもシャッターボタンを押しやすいこと」が必須です。
普段は画面上のシャッターボタンを押して撮影していましたが、スマートフォンを支えながら指を画面まで動かすので、少し撮影しにくいと感じていました。
そんなふうに思っている時に見つけたのが、ダイソーの「スマートフォン ワンハンドシャッター」です。
スマートフォンにグリップと物理的なシャッターボタンを追加できるため、一般的なカメラを構えるような感覚で写真を撮影できます。約59gと軽く、比較的コンパクトなので持ち運びやすいことも特徴です。
さらに、グリップ部分のシボ加工、取り外せるシャッターボタン、三脚取り付け用のネジ穴も備えています。実用品でありながら、装飾を楽しみやすいシンプルなデザインで、カスタムしやすそうなのも魅力です。
本記事では、約3か月使用して分かった良かった点、片手での撮影しやすさ、気になった固定部分などを紹介します。
ダイソーの「スマートフォン ワンハンドシャッター」
今回取り上げるのは、ダイソーで購入した「スマートフォン ワンハンドシャッター」です。スマートフォンに取り付けることで、シャッターボタンと握るためのグリップを追加できる撮影用アイテムです。
- 商品名:スマートフォン ワンハンドシャッター
- 色:黒
- 材質:ABS
- 本体重量:約59g
- サイズ:約横幅7.7cm×奥行き3.2cm×高さ8.8cm
- スマホ取り付け幅∶最大約厚さ1.1cm×幅9cm
- 電源:リチウムコイン電池CR2016×1個
- 電池:別売り
- 連続使用時間:約48時間
- Bluetooth:Ver.5.1
- 電波周波数帯:2.4GHz
- 接続距離:約10m(障害物がない場合)
- 耐荷重:未確認
- 特徴:物理シャッターボタン、グリップ、取り外し可能なシャッターボタン、三脚取り付け用ネジ穴
- 注意点:取り付けられるスマートフォンの大きさやケースの厚みによって使用感が異なる
- 価格:税込550円
- 販売状況:2026年8月20日時点で店頭販売を確認
- 発売元・販売元:株式会社 磁気研究所
販売状況は店舗によって異なります。2026年8月20日時点で確認できましたが、現在も在庫があるとは限りません。反対に、販売から時間が経っていても、まだ置いてある店舗があるかもしれません。






スマートフォン用の撮影グリップに求めたこと
スマートフォン用の撮影グリップを選ぶうえで最も重視したのは、片手で持ったまま物理的なシャッターボタンを押せることです。
これまでは、スマートフォンの画面に表示されるシャッターボタンを押していました。しかし、端末を支えながら画面上の決まった位置まで指を動かす必要があるため、撮影時に少し不便でした。
また、高価で大きな撮影機材が欲しかったわけではありません。気軽に試せる価格で、使わないときには収納しやすいコンパクトな商品を探していました。
この経験から、撮影グリップには次の条件を求めました。
- 物理的なシャッターボタンが付いている
- 片手で握って撮影できる
- コンパクトで持ち運びやすい
- 気軽に試せる価格である
ダイソーの「スマートフォン ワンハンドシャッター」は、これらの条件をほぼ満たしています。
ダイソーのスマートフォン ワンハンドシャッターをレビュー
ダイソーの「スマートフォン ワンハンドシャッター」を約3か月使用(2026年08月20日時点)してみると、スマートフォンで片手撮影するときの操作性を高められる商品だと感じました。
何といっても、画面上のボタンではなく、本体上部に付いたシャッターボタンを指で押せることです。
グリップを握った状態から指・手を動かす必要がないため、片手で写真を撮りやすくなりました。スマートフォンを撮影機器として使う機会が多い人ほど、物理シャッターボタンの便利さを実感しやすいと思います。
良かった点
主に良かった点は、次のとおりです。
- 片手でスマートフォンを構えやすい
- 物理的なシャッターボタンで撮影できる
- グリップ部分に滑りにくいシボ加工がある
- シャッターボタンを本体から取り外せる
- 三脚取り付け用のネジ穴がある
- 約59gと軽く、比較的持ち運びやすい
- カスタム化しやすく、装飾をしやすいシンプルな形状
- 税込550円で購入できる
片手で写真を撮りやすくなる
この商品の売りは、スマートフォンに握る部分と物理シャッターボタンを追加できることです。
一般的なスマートフォンは薄い板状なので、片手で横向きに持つと、撮影中に安定させにくいことがあります。画面上のシャッターボタンを押そうとすると、支えている指・手を不自然に動かさなければならない場合もあります。
「スマートフォン ワンハンドシャッター」を取り付けると、グリップを握りながら、指の近くにあるボタンで撮影できます。スマートフォンをカメラに近い持ち方で構えられるため、片手撮影の操作がやりやすくなりました。
ただし、握った瞬間から完全に手に馴染むとは限りません。スマートフォンの大きさや手の形によっては、持ち方や指を置く位置に慣れるまで少し時間がかかります。また、普段は外すことになるので、この瞬間を撮したいとき、咄嗟に取り付けるのは難しいこともあります。また、落下を完全に防ぐものではありません。高い位置や水辺など、落下すると困る場所で撮影するときは、両手で支えるなどの対策が必要です。

シボ加工によってグリップを握りやすい
グリップ部分の表面には、細かな凹凸を付けたシボ加工があります。
ABS製の滑らかな表面だけでなく、握る部分に凹凸があることで、手の中で滑る感覚が抑えられています。派手な機能ではありませんが、撮影中に直接触れ続ける部分なので、使いやすさに関係する工夫です。
税込550円の商品でも、グリップとしての質感を意識した加工が施されている点は好印象でした。特にゴムのようなシールではなく、本体そのものに加工してグリップ力を高めている所が良いです。
もっともこの加工が、落下を完全に防ぐものではありません。高い位置や水辺など、落下すると困る場所で撮影するときは、両手で支えるなどの対策が必要です。


シャッターボタンを取り外せる
シャッターボタンは、本体から取り外せる構造になっています。
グリップに取り付けた状態で使うだけでなく、ボタン部分を分離できるため、撮影方法の選択肢が広がります。スマートフォンを三脚などに固定した状態で、離れた場所からシャッターを操作したい場合にも使いやすい構造です。
Bluetoothの接続距離は、障害物がない環境で約10mとされています。したがって、壁や家具などの障害物、電波環境、使用するスマートフォンによって、実際の接続距離や安定性は変わる可能性があります。
グリップと取り外し式シャッターボタンを一つの商品で使えることは、価格を考えると便利な特徴です。

三脚取り付け用のネジ穴がある
本体の底面には、三脚取り付け用のネジ穴があります。
対応する三脚を取り付ければ、ワンハンドグリップとしてだけでなく、スマートフォンを固定して撮影するためのホルダーとしても利用できます。
集合写真、自分を含めた撮影、手元を映す動画など、スマートフォンを置いた状態で撮影したい場面に向いています。取り外したシャッターボタンと組み合わせれば、離れた場所から撮影する使い方も考えられます。ただし、不安定な場所に設置したりする使い方は避けたほうがよいでしょう。

使用するときの注意点
スマートフォンを挟むバネが強く、機種の違いやジャケットによって使用感が変わる。また、電池は別に用意する必要があります。
スマートフォンを挟むバネが強い
実際に使って最も気になったのは、スマートフォンを固定するパーツのバネがかなり強く感じられたことです。
スマートフォンを固定するには一定の力が必要です。実際に挟んだことで端末が変形したわけではありませんが、個人的には強く挟まれている状態を精神的に受け付けにくく感じました。
そのため、私は本体を分解し、内部のバネを短くして固定力を弱めました。バネを短くすると固定力は弱くなりましたが、使用しているスマートフォンが大きいため、現在は適度な固定力で使えています。
ただし、これはメーカーが想定した使用方法ではありません。分解やバネの切断は、固定力不足によるスマートフォンの落下、商品の故障につながる可能性があります。安全性や保証も損なわれるため、同様の改造はおすすめしません。行う場合は自己責任でお願いします。


スマートフォンやケースによって使用感が変わる
スマホ取り付け幅∶最大約厚さ1.1cm×幅9cm
スマートフォン本体の大きさ、厚み、カメラ部分の形状、使用しているケースによって、取り付けやすさは異なります。
特に、厚みのあるケースや特殊な形状のケースを付けている場合、正しく挟めない、固定が不安定になる、グリップが斜めになる可能性があります。
また、固定部分がスマートフォンの側面ボタンやカメラに重ならないかも確認が必要です。取り付けた直後に安定しているように見えても、軽く揺らして固定状態を確かめてから撮影したほうがよいでしょう。

電池は別に用意する必要がある
シャッターボタンの電源には、ボタン・リチウム電池のCR2016を1個使用します。電池は別売りなので、購入後すぐ使いたい場合は忘れずに用意する必要があります。
連続使用時間は約48時間とされていますが、実際の使用時間は電池の状態や使用環境によって変わると考えられます。長期間使用しない場合は、液漏れなどを防ぐため、電池の取り扱いにも注意が必要です。

この商品の独自性
この商品の魅力は、片手で撮影しやすくなることだけではありません。
黒を基調としたシンプルな形状で、シャッターボタンとグリップが一体化した小型カメラのような雰囲気があります。グリップのシボ加工も、道具らしい外観をつくっています。
また、装飾の少ないデザインなので、シールを貼る、色を加える、ストラップなどを組み合わせる、ネジ穴に三脚以外のパーツを付けるといったカスタムもしやすそうです。
スマートフォンに撮影機能を追加するだけでなく、自分が使いやすい撮影道具に仕立てていける余地があることです。
ただし、塗装や穴あけ、部品交換などは、故障や安全性の低下につながる可能性があります。装飾する場合も、可動部分、電池部分、スマートフォンを固定する部分を妨げない範囲にとどめる必要があります。
さまざまな撮影場面で使える
「スマートフォン ワンハンドシャッター」は、スマートフォンを片手で構えて写真を撮る場面に便利です。
たとえば、
- 室内で商品レビュー用の写真が撮りやすい
- 散歩や外出先で風景を撮影しやすくする
- 片手でスマートフォンを構えて素早く撮影できる
- 三脚に取り付けて自分を含む写真を撮る
- スマートフォンを固定して手元の動画を撮影する
グリップをあらかじめ取り付けておけば、画面上のシャッターボタンを探す動作をなくし、カメラに近い感覚で撮影できます。
一方、本格的なカメラグリップのような強度や高度な操作性を求める商品ではありません。重量のある機器を支える用途ではなく、スマートフォンでの日常的な撮影を少し使いやすくする用途に向いています。

まとめ
ダイソーの「スマートフォン ワンハンドシャッター」は、スマートフォンに物理シャッターボタンとグリップを追加し、片手で写真を撮りやすくするアイテムです。
グリップを握ったまま指の近くにあるボタンを押せるため、画面上のシャッターボタンよりも操作しやすいです。また、グリップ部分にはシボ加工があり、握りやすさにも配慮されています。
さらに、取り外せるシャッターボタンと三脚取り付け用のネジ穴があることも魅力です。手持ち撮影だけでなく、スマートフォンを固定した撮影にも利用できます。
一方で、スマートフォンを固定するバネは強く感じました。端末やケースの大きさによって取り付けやすさが変わるため、固定部分の位置と安定性を確認する必要があります。電源に使うCR2016電池が別売りであることにも注意してください。
それでも、物理シャッターボタン、握るためのグリップ、取り外し機能、三脚用ネジ穴を税込550円で得られることを考えると、十分に試す価値のある商品です。
スマートフォンの画面上にあるシャッターボタンを押しにくいと感じている人や、手軽な撮影グリップを探している人におすすめします。
- 物理シャッターボタンによって片手で撮影しやすくなる
- スマートフォンに握るためのグリップを追加できる
- グリップ部分にシボ加工がある
- シャッターボタンを本体から取り外せる
- 三脚取り付け用のネジ穴がある
- 約59gと軽く、比較的持ち運びやすい
- シンプルでカスタムや装飾を考えやすいデザイン
- 固定用のバネは強く感じる可能性がある
- スマートフォンやケースによって取り付けやすさが異なる
- CR2016電池は別売り
- 分解やバネの切断などの改造は推奨できない
- 税込550円で購入できる












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