当ブログのメインテーマは「やりたいことを見つけるにはどうすればよいか」です。
「やりたいことは何か」と問われると多くの場合は、自己表現することで自分の希望や願望を社会に向けて実現しようと考えるものです。
であるなら、自己表現の基である自分の内面を表現できる方法(表現方法)を見つけることが必要になります。
この表現方法が見つかると、自己表現したモノコトを他者に伝えられると実感します。
その実感が自分の希望や願望と一致し、社会に働きかける手段が見えてきます。
その結果、今後の進むべき方向や、何をしたいかといった「やりたいこと」に繋がっていきます。
つまるところ、「やりたいこと」を見つけるには、自己表現の方法(手段)を探すだけでよいのです。
あとのことは自然に分かってきます。
では、自分の内面と向き合うことから、やりたいこと探しを始めましょう。
内面
手始めに
内面を探る前に、いきなり表現法方法(手段)を探すことから始めてみましょう。
自分が最優先にしていることを見つけるのは大変な作業でもあります。
そのため、いきなり表現方法(手段)を探すことを始めます。
最初に漠然とでもよいですから、「自分とこういう者だ」と自分をイメージし、そのイメージと上手くかみ合う表現方法(手段)を探していきます。
そして、感性で「これだ!」と思えればよいです。
見つかれば良かったですし、見つからなければ、次の内面を探ればよいわけです。
内面を探る
内面に気付くためには、自分が一番大切にし、最優先にしていることは何かを考えてみましょう。
そして、思い浮かんだことをノートに書き出していくことで、考えを外部に出し、整理することができます。
この過程が内省を促し、自分が本当に優先したいことに気付くきっかけとなります。
書く方法には、あらゆることをメモする、履歴書を書く、自分史を書く、日記をつける、マインドマップを作るなど、さまざまな手段があります。
どんなことでも思い浮かんだことを自由に書き出すとことよいでしょう。
また、ネットにある自己分析ツールや企業の適性検査を試すのも一つの方法です。
こうして「書く」ことで、自分の内面に向き合い、自己表現を通じて本当の自分に気付く手助けとなるでしょう。
内面の参考例
自分にとって一番とは、「好きなこと※」である場合や、「好み・興味」であったり、「理想や信念、人生の考え方」といった価値観であったり、さらに「過去の克服」こそが最優先の内面であったりします。
したがって、自分にとって一番大事なことを、まずはこの4つの内面から探っていくのがよいでしょう。
(一番の内面は個人によって他にもあります。
上記4つが一番でない人は、書くことの他に読書をして、自分の内面を探っていきましょう)
次に、自分の内面に合った表現方法を見つけるステップに進みます。
参考例でいえば、「好きなこと」「興味」「価値観」「過去の克服」に基づいて、それらをどのように表現できるかを考えてみることです。
「これだ!」と思える表現方法が見つかれば、現実感を持つことができ、自然とやりたいことへと繋がるでしょう。
表現方法
概要
表現方法を見つけるには、職種や趣味、9つの表現方法を調べ知っていくことです。
この探す過程を通じて、自分の内面に合った自己表現方法が自然と見つかります。
探す方法
方法はシンプルで、「自分の内面に合う職種はないか」や「自分の内面に合う趣味はないか」と自問して、人伝、本、ハローワーク、ネット検索、AIなどを使って調べていきます。
以下に挙げる9つの表現方法も同じように自問して、調べていきます。
探せば探すほど知ることになり、見つかる可能性は高くなります。
とにかく探し、知識としていくことです
程なくして、自分の内面に合った表現方法が「これだ!」という心の声とともに見つかるはずです。
9つの表現方法
以下が9つの表現方法になります。
- 身体(肉体)を使う表現:身体言語、手話、スポーツ・運動法、武術・武道・ボディメイク、ダンス、曲芸、モデル、演技、身体装飾、髪型、etc
- 行動することによる表現:読書活動(批評や評論)、算盤、冒険、旅行、運転操作、推し活動、鑑賞、観察、収集・保管(コレクション)、財務活動、瞑想、ボードゲーム・マインドスポーツ、eスポーツ、ファッション、マナー、仮装、スタイル(生き方)、スタイル(外見)、etc
- 対話・指導・奉仕・世話・管理することによる表現:教育、医療、コーチング、カウンセリング、セラピー、治安維持、ボランティア活動、社会活動、社会的支援、福祉的介入、志願者プログラム、職業訓練、飼育、農耕、園芸 (※農耕や園芸はものづくりでもあります)、etc
- 飲食物よる表現:料理(家庭、伝統、創作、精進、健康、飲料、嗜好品)
- 音(楽器・声=言語)よる表現:楽器演奏、歌唱(歌を歌う行為やその能力)、歌声(声の質や音色)、口笛、会話、スピーチ、外国語、声演技(吹き替え、アニメの声、ナレーション)、口承文学(語り部)、各音楽ジャンル(クラシック、ロック、ジャズなど)、etc
- 映像よる表現:映画、ドラマ、アニメーション(2D、3D、クレイ[PCツールを使用したCG制作含む])、ドキュメンタリー、記録映像、etc
- 物づくりよる表現:工芸品製作、工業製品製造、人形製作、模型製作、建築、衣類製作、アクセサリー製作、カスタム、改造、3Dプリントオブジェクト、etc
- 静止画よる表現:絵画、管理:、タイポグラフィー、グラフィック、写真、版画、漫画、書道、etc
- 記述言語よる表現:数式(数学、物理学、化学などで用いられる)、外国語、論文、速記、点字、プログラミング(ソースコード)、アルゴリズム(問題解決の手順や計算方法)、各種説明(マニュアルや仕様書、レシピなど)、各種解説書(学術的な解説書、専門書、技術解説書)、情報提供・報告の文書(記事、レポート)、評価・批評の文書(レビュー)、個人的な記録(メモ、日記、ジャーナル)、文学作品(小説、詩、歌詞)、意見や体験を綴った文書(ブログ記事、エッセイ)、口承文学(記述言語としての語り部)、etc
※記述言語の表現媒体は、主に紙、PC・タブレット・スマホ、黒板などです。
探し方順序
1から3を行います。
- 「自分に合う職種はないか」と自分に問いかけて、人伝、本、ハローワーク、ネット検索、AIなどを使って調べていきます。
何の疑いもなく「これだ!」と感じた職種に当たった場合は、見つかったと言えるでしょう。
そして、下記確認事項の中の一つでも当てはまれば、確定です。
あとは就職転職活動をしていくだけです。 - 職種で無かった場合は、「自分に合う趣味はないか」と自分に問いかけて、人伝、本、ネット検索、AIなどを使って調べていきます。
何の疑いもなく「これだ!」と感じた趣味に当たった場合は、見つかったと言えるでしょう。
その趣味を楽しみ、発信したくなった時に、下記確認事項の中の一つでも当てはまれば、それがやりたいことです。
どんな趣味でも、続けていくうちに社会に価値を提供できるものとなり、仕事(職業)として成立することもあります。
そのため、趣味を通じて自己表現を探求し、世の中に働きかけることを考えます。 - 趣味にもなかった場合は、9つの表現方法で探すことになります。
最初に「自分の内面に合う、身体を使った表現方法はないか」と自分に問いかけて、人伝、本、ハローワーク、ネット検索、AIなどを使って調べていきます。
無かった場合は、次の「自分内面に合う、行動することによる表現はないか」と問いかけ、同じことを行います。
これを、9つ目の記述言語まで行っていきます。
- 3の過程で「こんな表現があるんだ」思えるものが見つかり、「これだ!」と感じたら見つかったと言えます。
そして、下記確認事項の中の一つでも当てはまれば確定です。 - もしかしたら、「これだ!」と感じた表現が職種や趣味として確立しているかもしれません。
そのような場合は、上記の職種や趣味と同じ行動をすればよいです。 - しかし、職種や趣味でない場合は、その表現で試行錯誤して趣味として確立していくことになります。
※趣味として確立:これは整理された体系を作ることであり、簡単に言うと趣味化することです。
そのため、その後の活動は、上記の趣味と同じ行動をとっていきます。
- 3の過程で「こんな表現があるんだ」思えるものが見つかり、「これだ!」と感じたら見つかったと言えます。
確認事項
- やりがいがある。
- 好きであると、より確信できる。
- 自分に良いこと、楽しいこと、ワクワクすること、生きがいであり、自分にプラスに感じる。
- 「自分はこれがやりたかったのか」と感じる。
- 今までの人生はこのために合ったのか。
- 先駆者になれる。
- 自分にとって意味のあることだと思える。
- 人生で挫折した事がチャラになるくらいの満足感が得られる。
- コンプレックスが解消される。
- 「自分の人生の目的は何なのか」の答えが出ると期待できる。
- やっておいて良かったと想像できる。
以上のような確かなことを思うことができればよいです。
表現方法が見つからない
以上のように見つかった場合はよいのですが、時には内面的に納得できないこともあります。
確認事項にも当てはまらず、「これは自分のやり方ではない」「他にもっと良いものがあるのでは?」と感じたり、思えてしまうことがあるかもしれません。
また、知っていることでも、良い部分を見逃している場合もあります。
これは、今の自分の視点と視野も狭くなっていることが原因かもしれません。
そこで、新たな視点を得たり、視野を広げるために読書を習慣にしましょう。
表現方法を探していくと同時に、読書をしていくわけです。
読書
読書は新たな視点を得る、視野を広げるための有効な手段です。
盲点がなくなっていき、表現手段を探す範囲も広く深くなります。
周りを認識する力も成長し、見逃しは無くなるかもしれません。
知識を得ることによって、いろいろなことに気付けるようにもなります。
また、読書をしていくだけで勝手に自己分析もできて、自分のやりたいことや、それに合ったライフスタイルが見えてくるでしょう。
これらは、読書を通じて、自然と行っていく内省や自問自答で得られる結果です。
注釈
- 視点とは、ものの見方だけでなく、知識やさまざまな方法・行い方など、自分が今まで持っていなかったものも含まれます。
- 読書は習慣化が最優先です。様々なテクニックは、習慣を実感したときでよいかもしれません。
実感とは、「読書しない自分は考えられない」と思えることです。 - 「何から読み始めればよいか」というベストな選択は人それぞれ異なります。どの本がその人に影響を与えるかわからないからです。
しかし、迷った場合は、世の中で注目されているベストセラーから始めるのが一つの方法です。 - また、表現方法(手段)が見つかった後も、必要な知識を得るために読書は欠かせません。
したがって、表現方法を探す前から読書を習慣化しておくことが望ましいでしょう。
自己啓発の王道といえます。
まとめ
やりたいことを見つけるには、表現方法を探すだけです。
もし見つからない場合は、知識不足による見逃しがないように、読書を習慣化しましょう。
2つのアプローチで、やりたいことが見つかります。
やることはこの2点です。
- 自己表現の方法(手段)を探すこと
- 読書を習慣化すること
この2つをライフスタイルに組み込んで、自分のやりたいことを見つけましょう。
当ブログは「やりたいことの見つけ方」を中心に、自己成長やライフスタイルの改善に役立つ情報や考察したことを発信しています。
やりたいことをシンプルに解説した記事は下記です。
もしさらに詳しい方法や具体的なステップを知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
これからも、ブログを定期的に更新していますので、ぜひブックマークやSNSでフォローしてください。
あなたが本当にやりたいことを見つける手助けができれば幸いです。