「やりたいことがある!」
- 好きなこと
- 興味や関心
- 夢や目標
こういった中でやりたいことを見つけたものの、「あの人の方がすごい」「今さら始めても遅いのでは」と感じてしまい、気持ちがブレて行動できなくなることはありませんか。
そういう場合は、
自分のやりたいことの一部分に焦点を当てて、それを「これから」のやりたいことにするとよいでしょう。これは、やりたいことを特化させて活動するブルーオーシャン戦略です。
方法は、シンプルです。
自分のやりたいことの一部分で、誰もやっていないことを確認し、尚且つ、「やらずにはいられない」と感じる分野を探すだけです。
こうすると、やりたいことが特化されて、自分だけのものになり、「何を今更」といった心の声も出てきません。また、比較しようがないので、このことに関係しての意見に左右されなくなります。そのため、年齢のことも気になりにくくなります。
このように視点を変えて、「これから行っていくこと」を一部変更することによって方向転換し、やる気持ちを回復させます。
当記事の内容を実践することで、やりたいことで心がブレそうになっても、モチベーションを回復します。
では、始めていきましょう。
気持ちがブレる
やりたいことが見つかっても、他人と比べたり、「今さら…」と感じてしまい、気持ちがブレて行動できなくなることがあります。
これは意志が弱いからではなく、やりたいことを広く捉えすぎていることが原因です。
解決法はシンプルです。自分のやりたいことを「特化」させればよいのです。
やりたいことを「特化」させる
気持ちがブレるときは、やりたいこと全体ではなく、更にその一部分に絞るのが効果的です。
自分のやりたいことの一部分で、誰もやっていないことを確認し、その方法・表現する手段を探します。昔は確認しにくかったですが、今はネットがあります。
それに加えて、自分の中で
- 「ここだけはやりたい」
- 「これはやらずにはいられない」
- 「たとえ一部分でも、自分のやりたいことだ」
と思えるなら、部分(分野)に特化したことを実行できることになります。比較する対象が減り、心が安定しやすくなります。
作業は捗るでしょう。
たとえば、「写真家になりたい」という場合
やりたいことの一部分を取り上げて、自分なりの視点でやることとします。
この一部分とは、「まだ誰も注目していない切り口」を見つけて、そこに絞って取り組むことです。また「視点」とは、どのような表現方法や手段で形にするかを指します。このようにテーマを細かくすると、「今さら感」や年齢への意識は薄れていきます。
「写真家になりたい」を例にすると、
写真には、人物・動物・建築・自然など、すでに多くの人が取り組んでいる被写体があります。こうした確立された被写体で作品を作ろうとすると、すでに優れた作品や作家が存在するため、同じテーマで続けるほど、気持ちがブレやすくなります。
そこで、
被写体そのものや、その一部分に特化します。
たとえば、
- 観光名所ではなく、人がいなくなった瞬間だけを撮る
- 建築物ではなく、劣化や影が作る形に注目する
- 自然全体ではなく、同じ場所の変化だけを記録する
- 廃墟を被写体にすることはメジャーではなかった。したがって、まだ注目されていない被写体があるかもしれない。
このように、
自分だけのテーマや被写体を設定することで、比較や評価から距離を置いて続けやすくなります。
※注意書き(重要)
ここで挙げた例も、すでに誰かがやっている可能性はあります。大切なのは、他人と比べられない形まで特化させることです。
そして、自分が続けられる切り取り方にすることです。同じ被写体やテーマであっても、時間・場所・感じ方・記録の仕方が違えば、それはすでに別のものになります。
「これなら自分はやり続けられる」
そう思えるところまで特化できていれば、それで十分です。
まとめ
この「写真家になりたいというケース」をまとめると、
王道を避け、その中の一部分だけを特化させることが、心がブレないコツです。
特化は心がブレないための方法
このように、やりたいことを自分にとって無理のない方向へ調整することが、長く心がブレないための方法です。やりたいことで「心がブレてしまい」、行動できなくなる人は、やりたいことの特定の部分(分野)に絞って活動することをおすすめします。
その活動は、最初は独りよがりに見えるかもしれません。
しかし、まず大切なのは、評価を気にせず、ブレずに続けることです。
続けていくうちに、次に何をすればよいかが見えはじめ、やがて世の中との接点も自然と生まれてきます。
まとめ
やりたいことがあっても、気持ちがブレてしまうのは自然なことです。
そんなときは、やりたいこと全体ではなく、一部分に特化して考えるだけで構いません。特化したことなら、自分自身だけになるので、比較や年齢が気にならなくなり、「これなら続けられる」という感覚が戻ってきます。
まずは、
やらずにはいられない小さな部分(分野)から始めてみましょう。







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