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趣味としての神社めぐり入門ガイド|パワースポットとしても探訪

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神社めぐりは、日本古来から伝わる伝統的な行事であり、自然と神秘が融合したパワースポットとして人々に親しまれています。
神社めぐりはただ観光するだけでなく、心身のリフレッシュや願い事の成就を願うための特別な場でもあります。
当記事では、神社めぐりをより楽しむためのポイントや効果的な活用法について解説します。

記事の内容
  • パワースポットとしての神社めぐりの魅力と楽しみ方を解説します。
  • 神社でのお参りの作法や準備についてアドバイスします。
  • 神社とお寺の違い。
目次

神社めぐりの準備と注意点

神社でのマナーと注意事項

神社は特別な場所であり、一定のマナーやルールがあります。
参拝の際にはお参りや手水舎で手を洗い清めるなどの型もあります。

そして、参拝の際には静かに心を落ち着けて行うことが大切です。
また、写真を撮影する際は、周囲の人々や神聖な場所を尊重し、マナーやルールを守ることが求められます。

神社めぐりでの服装や持ち物

社めぐりにおいては、適切な服装と持ち物を準備することが大切です。
一般的には、清楚で控えめな服装が好まれます。

特に神聖な場所を訪れる際には、襟付きのシャツやブラウス、スカートやズボンなど、あまり露出の多くない服装が適しています。
靴は歩きやすいものを選び、神社の境内を歩く際に備えて快適な靴を履いてください。

また、特定の神社によっては特別な服装や持ち物が求められる場合もあるので、事前にその神社の公式ウェブサイトや情報を確認することも重要です。

持ち物としては、以下のようなものがおすすめです。

  • 日焼け対策のための帽子や日傘
  • 飲料水や軽食
  • ハンカチやティッシュなどの必需品
  • 小銭やお財布(お賽銭やお守りを購入する際に利用します)
    下記はお賽銭の例ですが、自身が納得する額で構いません。
    大事なのは神様への感謝です。
    無難に5円を何枚か持って行くのが良いのではないでしょうか。
    • 「ご縁がありますように」で5円を基本にすると良いようです。
      「十分にご縁がありますように」5円×3枚=15円
      「ご縁が十分にありますように」5円×10枚=50円
    • 他にも「夫婦円満や恋愛継続」は割り切れない数字の21円や31円があります。
    • 10円玉(縁を遠ざける)や500円玉は使ってはいけないそうです(500円以上の硬貨[効果]がない)
      他にも65円で「ろくなご縁がない」といった語呂合わせがいくつかあります。

 

神社の構造

一般的な神社の構造は次のようになっています。

  • ご神体(ごしんたい):神社によってはご神体が直接本殿に安置されることもありますし、境内の特定の場所に安置されていることもあります。
    神様が宿るとされる物体や自然物で、信仰や崇敬の対象となります。
    武器や道具、木製の彫像や石碑、自然物の岩や木などが使われ、神社によって異なります。
  • 本殿(ほんでん):神社の中心となる建物で、神様が祀られています。
    神社の最も重要な建物であり、信仰の対象となります。
  • 拝殿(はいでん):本殿への参拝のための建物で、一般的には拝殿の前に鳥居(とりい)が立っています。
    参拝者はここで手を清めたり、祈りを捧げることがあります。
  • 社務所(しゃむしょ):神社の管理や運営を行う建物です。
    参拝者がお守りや御朱印を購入する場所でもあります。
  • 境内(けいない):神社の建物や神聖な場所がある敷地のことを指します。
    境内には庭園や参道(さんどう)があり、参拝者が静かに神社を訪れるための空間となっています。
  • 境内社(けいないしゃ):境内に設置される小さな神社で、摂社と末社を指します。
    摂社(せっしゃ)は、本殿の神様と関係のある神様を祀ります。そのため、本殿に近い位置に設置されています。
    末社(まっしゃ)は、末社は本社からやや離れた場所に設けられます。より下位の神々や、その地域の守護神や特定の信仰対象、あるいは歴史的な出来事や伝承に由来する神々を祀ることがあります。
  • 境外社(けいがいしゃ):境外にある神社で、地域の歴史や伝統、信仰に根ざした場所として重要な役割を果たすことがあるなど、祀られる神様はさまざまです。
  • 鳥居(とりい):神社の入り口に立っている大きな門のことで、神域と俗域を分ける境界とされます。
  • 石灯籠(いしとうろう):境内に置かれる石製の灯篭で、夜間に境内を照らす役割があります。
  • 手水舎(ちょうずや):手口を清めるための水が供されている場所で、拝殿に入る前に手や口を清めるために使います。手水舎にはいろいろな読みがあるようです。

 

一般的な参拝

神社での参拝の作法

神社での参拝の際には、以下のような基本的な作法を守ることが大切です。
鳥居をくぐった後から参拝になります。

下記の一から五の順ですすめます。

※一部の神社や参拝する場所によっては、靴を脱いで参拝する場合がありますので注意が必要です。

一 鳥居

鳥居の手前で手を合わせて一礼する:神聖な場所である神社に入る際には、鳥居の手前で手を合わせて一礼します。
鳥居を中央からくぐった後、右側を歩いて参道を進むことが一般的です。

二 参道

  • 右側に歩く
    • 神社では一般的に右回りが基本とされています。
      一般的に参拝者が鳥居をくぐり境内内部を進む際に、右手側を歩くことを指します。
      このようにすることで、他の参拝者とぶつからず円滑に進むことができます。
  • 参道中央
    • 一般的に、参道中央は神社の中心軸であり、神社の祭神が通る道として位置付けられることがあり、一部の神社では参道中央に歩かないように注意を促す場合もあります。
    • 参道中央は神聖で格式の高い場所であり、神様に対する敬意を示すためにも、できるだけ避けるよう心がけましょう。
      そのため、通行可能な側の道を使うか、中央を横切ることを避けるよう心がけるのが望ましいです。
  • それでも参道の中央を通る際は
    • 横切る際には一礼をする:参道の中央を横切る際には、一礼をしてから横切るよう心がけましょう。
      この一礼は、神社への敬意や感謝の気持ちを示すものです。
    • 迅速に通過する:参道の中央を横切る際には、迅速に通過することに努めましょう。
      無駄な立ち止まりや余計な動きを避けることで、神聖な場所である参道の中央を尊重することができます。
    • 周囲の人に配慮する:参道の中央を横切る際には、周囲の参拝者や神職の動きを注意深く観察し、他の人とぶつからないように心がけましょう。
      他の参拝者との配慮を忘れずに行動することが大切です。
  • 拝殿途中に手水舎があった場合
    手水舎に行くために参道の中央を横切ること自体が避けられない場合もあります。
    そのため、横切る際には一礼をしましょう。
  • 注意:
    上記を基本としますが、すべての神社で厳密に右側を歩く必要はなく、特に混雑している場合や広い境内である場合は自然な流れに従って歩くことになります。
    また、神社によっては右回りや左回りの習慣が異なる場合もありますので、その場の雰囲気や慣習に従って行動することが大切です。

  

三 お手水

お手水は、体を清める禊(みそぎ)を簡略化したものです。
手水舎で行います。
手水舎がない小さな神社の場合は、水を持参して参拝しましょう。

手順

  1. 手水舎で手を清める:神社の境内に入る前に、手水舎の水を手をかけて清めます。
    手水舎の手順は、
    • 右手で柄杓(ひしゃく)を持って左手に水をかける。
    • 次に柄杓を左手で持って右手に水をかける。
  2. 口を清める:次に口をすすぎます。
    直接柄杓に口をつけて水を含んではいけません。
    したがって、一旦手に水を貯めて、その水で口をすすぐという意味です。
    具体的には、
    • 手に少量の水を取り、口をすすぎますが、口を濡らす程度にしてください。
      口をすすぐことで口の中を清め、心身を浄化するという意味合いがあります。
      直接口に水を含んで飲みません。(口に水を含むのに抵抗がある場合は口をすすぐ真似をします)
    • この時、柄杓の水は少し残しておきます。
  3. 柄杓を清める:両手で柄杓を持って持ち手部分を清める。
    次に今使用した柄杓の柄を清めます。
    • 両手で立てるように持ち、柄杓の中に残っていた水を持ち手部分に流します。ゆっくりと柄杓を立てると衣服が水で濡れる場合があります。
  4. この3までの動作を柄杓一杯の水で行います。

   

四 拝殿でのお参り

一般的なお参りの順序は、お賽銭を入れること、鐘を鳴らすこと、そして手を合わせて礼をすることです。
具体的な手順は以下の通りです。

  1. お賽銭を入れる:まず、参拝者は拝殿や本殿などの神社の入口付近にあるお賽銭箱にお賽銭を入れます。
    お賽銭は、神社の維持や神事の執り行いなどに使われます。
  2. 鐘を鳴らす:その後、参拝者は鐘楼(しょうろう)を鳴らします。
    鐘を鳴らすことは、神々に参拝者の存在を知らせるための行為であり、信仰の表れでもあります。
  3. 「二拝二拍手一拝」
    1. 軽い一礼:まず、参拝者は拝殿の正面に立ち、軽く一礼します。
    2. 次に深いお辞儀(拝、90度)を2回:次に、深くお辞儀(拝、90度)を2回行います。
    3. 二拍手:手を合わせて二拍手をします。
    4. 最後のお辞儀:二拍手をした後、もう一度深くお辞儀(拝、90度)をします。
    5. 最後の軽い一礼:全てのお辞儀が終わった後、最後にもう一度軽く一礼します。
  4. 終わり:拝殿を後にしてお参りは終わりです。

※これらの作法は日本の神社で一般的に行われており、神聖な場所を訪れる際の基本的なマナーとして規定されています。
しかし、神社によって順序が違う場合もあるかもしれません。
したがって、参拝中の神社の慣習や指示に従うことです。

四 御朱印やお守りを受ける

お札やお守り、御朱印を受ける場合は、拝殿でお参りの後、神職にお渡しいただくか、指定された場所で購入してください。

五 帰る際

帰る際にも参道の向かって右側を歩くことになります。
神社を出る際も、鳥居を中央からくぐることが一般的です。

神社めぐりの楽しみ方

神社の歴史や由来を知る

神社めぐりを楽しむ上で、神社の歴史や由来を知ることは重要です。
それぞれの神社には独自の物語や伝説があります。事前に調べておくことで、神社の背景や意義を理解しやすくなります。
また、現地で説明を聞いたり、案内板を読んだりすることで、より深い理解が得られます。

おみくじや御朱印を楽しむ

神社めぐりの面白さの一つは、おみくじや御朱印を受けることです。
おみくじを引いて未来を占ったり、御朱印を集めたりすることで、神社めぐりの記念となる体験ができます。
おみくじや御朱印の受け方やマナーを事前に確認し、楽しい思い出を作りましょう。

パワースポット

神社めぐりは、自然に囲まれた静かな空間で行われることが多いため、癒しに効果的です。
日常の喧騒から離れて、神聖な空気を感じながら参拝することで、心が落ち着き、リラックス効果が期待できます。
ストレス解消や心の安定に役立つため、パワースポットとして、定期的な神社めぐりを取り入れることをおすすめします。

願い事や目標達成に向けた祈願

神社は古くから願い事を叶える場所として親しまれています。
参拝の際には、自分の願い事や目標を心の中で祈願しましょう。

その際には、心を込めて神社に向かって願いを述べることが大切です。

また、御祈祷やお守りを利用することも効果的です。
神社の神聖な力を信じ、前向きな気持ちで祈願することで、願い事の成就に近づくかもしれません。

三大神社

日本には数多くの神社が存在します。
一部では日本三大神社として紹介されている場合もありますが、その正確な定義や選定基準はありません。
そのため、日本三大神社を提供することが難しいです。

そのため、ここでは普通に生活をしていて参拝しておきたい神社になります。

伊勢神宮(伊勢市、三重県)

伊勢神宮は、日本神話に登場する太陽神である天照大神を祭る神社として知られています。
神社内には内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)の2つの主要な施設があり、定期的に遷宮が行われることでも有名です。
歴史と伝統が息づく伊勢神宮は、多くの参拝者に親しまれています。

東京都宮内庁神社(千代田区、東京都)

東京都千代田区に位置し、皇居内にある神社です。
多くの神々を祀り、天皇家や皇室に関する重要な儀式や行事が行われる場所として知られています。
その神聖な存在と美しい建造物は、多くの観光客や信者に親しまれています。

自分が住んでいる地域にある神社

自分の住所に近い神社を訪れることで、地域の文化や歴史をより深く理解し、日常生活の中で神社巡りを楽しむことができます。
また、地域の神社に訪れることで、地域の人々と交流する機会も得られるかもしれません。
自分自身の住所に近い神社を訪れることで、身近に神社めぐりを体験できます。

Q&A

神社とお寺の違いは?

  • 建物や構造
    • 神社は鳥居や本殿などが特徴で、木や石などの自然素材を用いた建築物が一般的です。
    • 一方、お寺は仏堂や塔、庫裡(くり)などの建物があり、瓦や木材などが使われたり、金属製の装飾が施されることがあります。
  • 信仰対象と信仰形式
    • 神社では神々や自然の霊を祀り、神道に基づく祭祀が行われます。
    • お寺では仏教の教えに基づいた仏像や菩薩を祀り、仏教の儀式や修行が行われます。
    • お寺に祀られている仏像の多くは見ることはできますが、神社では外から見えないところに御神体を祀っています。
  • 役割と機能
    • 神社は自然や家族の安全、商売繁盛などの神事を行い、人々の願いを神に託します。
    • お寺は慈悲や救済の場であり、信者の教化や供養、法要などの行事が行われます。
  • 組織と役職
    • 神社には神主や巫女などの神職がおり、神事を執り行います。
    • お寺には住職や僧侶がおり、法要や法話を行う他、信者の指導や慈善活動などを行います。

 

神社とお寺の共通点は?

  • 信仰の対象:神社もお寺も、人々が信仰の対象としています。
    神社では神々や自然の霊を、お寺では仏や菩薩を信仰します。
  • 祈願や供養:どちらも、信者が祈願や供養を行う場所として機能しています。
    神社では願い事や感謝の意を神に捧げ、お寺では故人への供養や冥福を祈ります。
  • 社寺の共存:日本では神社とお寺が同じ場所に立地していることがあります。
    また、神社の境内には仏像が祀られることもあり、仏教が伝来した西暦500年代半ばから約1300年にもわたる「神仏習合」と呼ばれる現象が見られます。
    ※江戸時代までは「神仏習合」であったのが、明治政府が1868年に「神仏分離令」を出して、神社とお寺を政治的に分けました。今はその名残といえます。
  • 儀式や行事:両者とも、定められた儀式や行事を行います。
    神社では神事や祭り、お寺では法要や法会などが行われます。

神社の神事には何が有りますか?

これらは一般的な神社の神事です。

  • 例祭(れいさい):神社ごとに定められた特定の日に行われる祭りです。
  • 神楽(かぐら):神社で行われる舞楽です。
  • 新年祭(しんねんさい):新年を迎える際に行われる祭りで、その年の神聖な始まりを祝います。
  • 神事の奉納:神社で行われる様々な行事や儀式で、神々や祖先への感謝や供物を捧げることが含まれます。
  • お宮参り:赤ちゃんが生後1か月または100日目に神社を訪れ、健康や成長を祈願する儀式です
  • 初宮参り:子どもが成長して歩き始める時に、初めて神社を訪れる儀式です。
  • 成人式:成人した若者が、大人としての一歩を神社で祝う儀式です。
  • 神前結婚式:神社で行われる結婚式です。

  

まとめ

神社めぐりは日本の伝統文化であり、自然と神秘が融合した特別な場所です。

当記事では、神社めぐりの魅力や準備、楽しみ方、パワースポットとして解説しました。

神社めぐりを通じて心身のリフレッシュや願い事の成就を求めるだけでなく、日本の歴史や文化を感じる貴重な体験ができます。

以上が、神社めぐりを楽しむためのガイドでした。

ぜひ、神社めぐりを楽しんでみてください。

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