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「新規ドメインが中古ドメインだった」という残念な結果にならない方法

写真AC

ドメインを新規で購入したのなら、普通ならまっさらなドメインと思ってしまいます。
私もそのように思っていました。
中古ドメインはサイト玄人(※)が取得するもので、別々だとも思っていました。

しかし実際は、「新規で取得しても、中古ドメインが一部にある」ことです。
ここでは、「新規でドメイン取得をしたつもりでも中古ドメインだった」というのを事前に防ぐための確認方法をまとめてみました。面倒なことがないシンプルな方法です。

使用するツールは、ウェイバックマシン(Wayback Machine)になります。
Internet Archive(インターネットアーカイブ)が提供するウェブページのアーカイブサービスです。

※サイト玄人は、SEOで有利になるような良質な中古ドメインを取得し、それにより自身が運営するサイトのアクセス数を上げます。
良質な中古ドメインかを見極めることができるから玄人ということです。

この記事で分かること
  • 取得したいドメインが本当に新規か確認できる方法が分かる。
  • 中古ドメインだった場合でも安全なドメインか確認できる方法か分かる。
目次

WayBackMachineで確認

WayBackMachineを使うとドメインの履歴を確認できます。
そのため、「使用されているか、いないか」という現状が分かります。

WayBackMachine:https://web.archive.org

取得前に希望するドメインを入力し、検索すると検索結果が出てきます。

取得希望のドメインが他で取得されていなければ下記のように表示されません。

このように、何もなければ、そのドメインで決定してもよいでしょう

スクリーンショット 2024-01-13 WayBackMachine2 J

しかし、下記のような棒グラフが表示された場合は、このドメインは中古だったということです。
使用を諦めた方が無難です。

スクリーンショット 2024-01-13WayBackMachine1 J

そして、希望するドメインを考えWayBackMachineで確認することを繰り返し、新規ドメイン候補を見つけます。

Q&A

新規ドメイン取得後にWayBackMachineで調べて中古ドメインと分かった場合

悪質なドメインではないことを確認しましょう。

悪質なドメインの見抜き方として、今回は、aguseというツールを使います。
これでブラックリストに有るか無いか、安全なドメインか確認します。

aguse : https://www.aguse.jp

登録しなくてもドメインが調べられます。

説明と使用法

ドメイン名で検索すると、ブラックリストを一覧で表示してくれます。

取得前のドメインを検索します。

まだ取得されていない場合は、通常は「ページが存在しない」という旨の表示がされます。

ページが存在しないので、下は「情報を取得中」になっています。

スクリーンショット 2024-01-13 aguse2 J

ブラックリストは複数種類があります。
それらすべてが「SAFE」と判定されていれば、そのドメインは安全ということになります。

スクリーンショット 2024-01-13 aguse J

このaguseでブラックリストになければ、そのサイトは新規ドメイン扱いとも受け取れます。
これによってブログ運営を続けるか判断します。

しかし、人によっては、100%スッキリした気持ちにはならないかもしれません。

それなら、更に念のために自分のサイトがGoogle Seach Consoleにインデックスされているか確認してみます。

Googleで検索します。「site:https://○○.○○」と入力します。

表示されればインデックスはされています。シンプルな確認方法ですが、これで少しはスッキリします。

スクリーンショット 2024-01-13 Googleで検索 J


これは一般的には、ペナルティを受けていないことを示唆しているかもしれません。
(だからといって、必ずしもそのような結論を導くことは難しいです)

さらに詳しくペナルティがかかっているかどうかを確認するには、Google Search Consoleなどのウェブマスターツールを使用して、ウェブサイトに関する重要な情報や警告を確認することです。

このように確認していきドメインを使用していく判断は、自己責任になります。

新規ドメイン取得後にWayBackMachineで中古ドメインと分かり、更にaguseを使ってブラックリストに載っていた場合

もしもaguseの結果で「SAFE」と表示されるところに「CAUTION」と表示されれば、ブラックリストに登録されている証拠です。

したがって、そのドメインは残念ながらアウトとみたほうがよいです。
すぐに放棄して、新しいドメインを取得した方が安心だし賢明といえます。

なぜなら、質の悪い被リンクがついてるドメインや、ペナルティを受けてるドメインという可能性があるからです。

従ってドメイン代は損をしますが、後になって問題が起きて、ブログを作り直すなどで時間を無駄にするよりましです。
作り直しやその他の対策を調べる作業は苦痛です。

新規ドメインが中古ドメインだった私の場合

さらにパワーランクチェックツールで確認してみました。

パワーランクチェックツールは、未登録でも1日3回無料(2024年12月現在)でドメインパワーを調べることができます。

パワーランクチェックツール: https://www.ispr.net/tools/power-rank-check

このような結果でした。

スクリーンショット 2024-01-13パワーランクチェックツール
スクリーンショット 2024-01-13 p J

微妙な結果ですが、「このドメインは安全なんだ」と思って使用しています。

・質の悪い被リンクがない。

・記事の更新が全然ないがドメインエイジが長い。
(ドメインエイジが長いからといってSEOに有利とは限らないです。「もしかしたら」という気持ち程度です。無駄に長いと判断される場合もあります)

この2点で納得しています。

まとめ

取得希望するドメインは、WayBackMachineを使うことで簡単に新規かどうか分かります。
何も無かった場合は本当の新規ドメインということになります。
これで取得するドメインは決定です。

しかし、これで取得したいドメインがたまたま中古だったという場合もあります。

もしも取得したいドメインが中古だった場合は、そのドメインは諦めます。
そして、次に希望するドメインをWayBackMachineで確認していきます。
これを新規ドメイン候補が見つかるまで繰り返します。

Q&Aでは、取得後に中古だった時にどうするかということをまとめてみました。

aguseというツールを使って、悪質なドメインではないことを確認します。
良い結果で、気持ちがスッキリしたなら、そのままでもよいかもしれません。
ここでの判断は自己責任になってしまいます。

サイト始めの段階で「新規ドメインが中古ドメインだったが、このまま使いたい」に拘って何かをしようとするのは、もの凄い寄り道といえます。
そういったことがないようにドメイン取得前に確認することにしましょう。

写真AC

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